二文字(1)

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    ◇   ◆    ◇


   <二文字(1)目次> 
     
001蝉蛻   002洗心    003中道   
004雲鶴     005只管   006無生   
007三餘    008平寛   009逸致    
010嘉壽    011玄遠    012
壽慶   
013空空    014牛後   
 015閉心
016令序    017鮮雲    018奇秀   
019淸眞     020碩量   021永壽   
022勁強    023精勇    024静嬾    
025
眞樂    026敦篤    027雅静   
028麗新   029舒陽  030媚景 

031椿壽    032暢神    033樂只   
034無彊     035和氣
   036醸芳   
037康寧    038木鶏    039啓發    
040行蔵    041入木    042樹德   
043考槃    044好文     045高節
046好古    047畏景    048億萬   
049安眞     050安禄

   
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                  二文字(1)

■050安禄」(あんろく)
与えられている俸給に満足して、不平不満を述べずに心が安定していること。【晋書・漢魏六朝】
Zm_6

■049安眞」(あんしん)
大自然に溶け込んで生活し、物欲を求めずに無欲であること。【玄宗・唐】
Zm_6






■048億萬」(おくまん)
非常に多い数のこと。無限大の形容にも使われる。【韓愈・唐】
Zm






■047畏景」(いけい)
激しい太陽が照りつける光景。又は、夏の日光をさしていう。【~・】
Zm




■046好古」(こうこ=いにしえをこのむ)
昔をしのび慕うこと。古い時代の聖人が伝えた道を好むこと。古代的な世界に憧れること。【論語・】
Re246








■045高節」(こうせつ)
周囲の言葉に惑わされず、節操を曲げない気高い心をいいます。【荘子・】
Zm_2





■044好文」(こうぶん=ぶんをこのむ)
学問を好むこと、又はそのような人をさす。“好文木”という梅の別名でもある。【岑参・唐】
Zm_3







■043考槃」(こうはん)気の向くままに楽しい生活を送ること。楽器をたたいて歌の調子をとることにも例えられる。【詩経・】
Re243






■042樹德」(じゅとく=とくをたつ)
善を広めて実践してゆくこと。【書経・】
Zm_2





■041入木」(にゅうぼく=じゅぼく)
木に書いた墨が三分(9cm)も染込んだ故事より、筆勢が強いこと。書道を指す。【王義之「書断」・漢魏六朝】
Zm






■040行蔵」(こうぞう)
世の中で登用されれば道義一番で行動しなければならないし、野に下ればひっそりと身を隠すことです。適切な出処進退をすること。「用行舎蔵」に基ずく。【論語・】
Re240








■039啓發」(けいはつ)
人が気付かないところを指し示して、良くなるように導いてゆくこと。【論語・】
Zm





■038木鶏」(もくけい)
木彫りの闘鶏のように表面に現れない強さをいう。何にも動じない平常心。無為自然と同義。 【荘子・】
Zm




■037康寧」(こうねい=やすらぎやすんじる)
安らかであって、心も落ち着いている様子。康:きねを持ち上げて脱穀することより、実り多く安楽な様。 寧:水盤を捧げて祈願する様子から、心が安穏であること。 【書経・】
Mma




■036醸芳」(じょうほう=ほうをかもす)
芳しい香をかもし出す。転じて美名をとどろかせることにも使われる。 【王世貞・明】
Zm_5






■035和氣」(わき=なごやかなき) 
おだやかな気分。なごやかな心。【礼記・】
Re235







■034無彊」(むきょう:かぎりなし)
強いてすることがない。無理矢理にはしない。際限がない。【荀子・春秋戦国】
Zm







■033樂只」=らくし~: ただ楽しむこと。【詩経】
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■032暢神」=ちょうしん:しんをのぶ
心を伸び伸びさせてやわらげる。神の“申”は稲光の象形で天のかみの表れ。ひいては「心、精神」をいう。【王徴之・漢魏六朝】
Zm







■031椿壽=ちんじゅ
大椿の長生きにあやかった長寿のことば。【庚闌・漢魏六朝】
Zm





■030媚景=びけい
美しい景色。明媚な風景。【張協・漢魏六朝】
Zm_3








■029舒陽=ようをのぶ
陽気をひらき広める。【謝萬・漢魏六朝】
Zm_2






■028麗新=れいしん
美しく新しい。麗しく清新である。【鮮鮑・漢魏六朝】
Zm_2






■027雅静=がせい
正しく奥ゆかしい。【金筠林・清】
Zm_5








■026敦篤=とんとく
人情があついこと。【程明道・宋】
Zm






■025眞樂=しんらく
まことの楽しみ。【林和靖・宋】
Mm_3







■024静嬾=せいらん
静かにしてやすらかに物憂いこと。【司空曙・唐】
Z_2






■023精勇=せいゆう
えりぬきのつわもの。優れた勇者【應邵・漢魏六朝】
Zm





■022勁強=けいきょう
はげしくとても強いこと。【王充・漢魏六朝】
Mm_4




■021永壽=えいじゅ
命が長いこと。長命。長寿。【劉臻妻・漢魏六朝】
Zm_2






■020碩量=せきりょう
大いなる器量。大器。【孫綽・漢魏六朝】
Zm_3





■019淸眞=せいしん
清くして真正なること。【李白・唐】

Re219








■018奇秀=きしゅう
すぐれていて秀でていること。【白楽天・唐】
Zm_11





■017鮮雲=せんうん
あざやかな雲。明潔なる雲。【文帝・漢魏六朝】
Me11








■016令序=れいじょ
ついで(はじまり=きまり)のこと。「開令序」より。【太宗・唐】
Zm























■015閉心=へいしん
自己を守る三つの行き方の一つ。門を閉じて人と交わらない、口を閉じて沈黙を守る、心を閉じて俗念を避ける。【古語】
Zm_9















■014牛後=ぎゅうご
牛のしり。大きな者の尻に従うこと。「むしろ雞口となるも牛後となるなかれ」【史記】

Mm_5



















■013空空=くうくう
おろかで頭の中に何もないこと。老子の教え「玄玄」に対応することば。仏教で言う「空空」とは、宇宙の事物は全て因縁の所業だから、心中に執着せずに実体なき理を語るべしという。【論語】
Zm_2

















■012壽慶=じゅけい
命が長くめでたいこと。【呉全節】
Zm_2
























■011玄遠=げんえん
奥深いこと。浅はかでない。【世説】
Zam_5



























■010嘉壽=かじゅ
幸福多く長生きである。【顔延之】
Zam
















■009逸致=いっち
すぐれた趣。【張南軒】
Me22








■008平寛=へいかん
心にわだかまりがなく、ゆるやかである。【韓退之】
Zam_2
















■007三餘=さんよ
学問をするために、冬・夜・雨の日の三つの余暇があればよい。【董遇】
Zam




















■006無生 =むしょう
 生滅を離れた涅槃の理。
Zam

















■005只管=しかん
 余念を交えずに=ひたすら~の意。道元禅師は「只管打坐(ひたすら坐禅する)」を勧めている。何事をするにも、ただひたすら没頭することが肝要なのです。【正法眼蔵】
Za2031 




















■004雲鶴」=うんかく
すぐれた人物のたとえ。  【宋史】
Za2030














■003中道」・中庸 
「ちゅうどう」=どっちにもつかないということではない。全ての対立を超越した世界が中道なのである。みんなが中道だったら対立などない、よい世界(社会)になるだろうな。
Ra03











■002洗心
心を洗い清める。邪念を払い除きましょう。
Me33








■001蝉蛻」=せんぜい
蝉が脱皮すること。今の殻を破ること。   【史記】
Za2001_2

















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CONTENTS(目次)   漢語・字句一覧

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V4131

二文字(2)

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   ◇     ◆     ◇


   <二文字(2)・目次> 
     
051巖花   052登高   053歸陽   054淵博   055習氣
056咄哉   057勘辧   058道流   059無盡   060實相
061聖心   062微明   063面壁   064無隠   065曲成
066雪竹   067和光   068飛翔   069妙道   070拙誠
071抱一   072微和   073閑雅   074飛白   075三笑
076心華   077樂山   078守株   079三省   080酔墨
081三到   082天楽   083雲臥   084莫春   085熙怡
086歩月   087晩翠   088澄懐   089無心

-------------------------------

      二文字(2)



■051巖花」(いわおのはな)
鬼のように強く肝を冷やす様な風体の巖でも、悟りを得れば常春のように草花が咲き誇るものです。【世阿弥「風姿花伝」・室町時代】
Zm_3





■052登高」(とうこう=たかきにのぼる)
高いところに上ること。中国では陰暦の9月9日に丘に登って菊酒を飲み厄払いをする行事がある。【礼記、王維の詩】
Zm_2






■053歸陽」(きよう=ようにきす)
春の気配が感じられる暖かい時候になること。【張平子・漢魏六朝】
Zm_3






■054淵博」(えんぱく)
見聞・知識がとても深くて広いこと。【魏書「李冲伝」・漢魏六朝】
Zm_4




■055習氣」(じつけ)
煩悩によって生じる様々な悪習が身について離れられないこと。悪習のほとぼり。【臨済録・宋】
Zm




■056咄哉」(とつさい)
「こらっ」警告を発する叱り言葉。口で叱り心中では認め褒める時にも使う。【臨済録・宋】
Zm_2




■057勘辧」(かんべん)
指導者(師家)が学人の態度力量を識別すること。転じて過失を許し寛大にすることにも使われる。【臨済録・宋】
Zm_3





■058 道流」(どうりゅう)
仏法の修行僧たち。【臨済録・宋】
Mm_5





■059 無盡」(むじん)
主客の別もなく無限の働きが含まれており、臨機応変に効能が現れて、本体の増減もなく尽きることがないこと。【大珠慧海・唐】
Me59







■060 實相」(じつそう)
あるがままのすがた。永遠の真理は森羅万象の中にそのままの姿で具現されているのです。如来妙色身の相。【大珠慧海・唐】
Me60







■061 聖心」(せいしん)
釈尊のことを表す。【大珠慧海・唐】
Mm_5





■062微明」(びめい)
ほのかな明るさ、微白ともいう。微妙で奥深い英知を指していう。【老子・】
Mm_6







■063面壁」(めんぺき)
壁に向って坐禅を組むこと。座禅のこと。【碧巌録・宋】
Mm_2







■064無隠」(むいん)
孔子の一言一行全て教えであり、一切周りに隠すものはないのである。余りに高遠な道なので付いて行けない弟子たちは何か隠されていると思うのです。【論語/述而篇・】
Mm11







■065曲成」(きょくせい)
変化流転に乗じて一方にかかわらぬものであり、「つまびらかに成る」と釈読される。大河が蛇行しながら海に到達する如く、無理なく我意をはらずに所期の目的を達成してしまうこと。対義語である「直成」のような正義感に乏しく一見まどろっこしく非能率的なようだが、味わいのある生き方手本である。【易経・】
Mm22







■066雪竹」(せっちく)
雪の重みにも折れないではじき返す如き、強靭さと気合の激しさが竹にはある。加えて、雪晴れの朝には、竹の青と雪の白が素晴しい対比の妙を見せる。【天祐和尚・安土桃山時代】
Mm33








■067和光」(わこう)
知恵や人徳により現れる光を和らげて目立たないようにして、世俗に交じって暮らすこと。禅宗における修行完成者の理想像でもある。「和光同塵」(光を和らげ塵に同ず)よりの引用。【老子・】
Re267








■068飛翔」(ひしょう)
空を飛びかけること。「翔」は羽でかけ揚がるさま。 【関尹子・古代/秦】
Ma33





■069妙道」(みょうどう)。
日蓮宗教義などにおいてよく用いられる「妙」である。字源的には、「妙」字は、「女+〔小+ノ(けずる)〕」で「女性の小がらで細い美しい姿」⇒「きめ細かい働き」「巧みな」という意味も含みます。従って「妙道の行」とは、「巧みで実践的・具体的行為」という意味あいを含みます。【~・】
Mm211





■070拙誠」(せつせい)
下手でも真心がこもっていること。「巧詐は拙誠にしかず」といわれる。【韓非子・】
Mm212





■071抱一」(いちをいだく)
一は数のはじまりであり、何事も一から始まるのである。「一」を「道」とも解釈される。【老子・】
Mm213





■072微和」(びわ)
ほのかなぬくもりのこと。春風の形容詞でもある。【陶淵明詩・漢魏六朝】
Mm214





■073閑雅」(かんが)
静かで優雅(しとやか)なこと。「嫻雅」とも表記される。【史記・】
Mm215





■074飛白」(ひはく)
書体の一つであり、書画のなかに墨がかすれて空白になった部分があるものである。後漢の蔡邕が考案したものとされる。弘法大師の「七祖像賛」「晋祠銘」の碑額の書がこれにあたる。【~・】
Mm216





■075三笑」(さんしょう)
山にこもった慧遠法師が里との境の虎渓は渡らないと誓っていたが、来訪してきた陶淵明などの友人を見送って話に花が咲き、知らぬ間に虎渓を渡ってしまって大笑いしたとの故事に基ずく。「虎渓三笑」(画題)あり。【廬山記・北宋】
Mm217







■076心華」(しんげ)
雨露のめぐみで草木が花を咲かせるように、仏の教えや修行により煩悩の心が消えて本然の光を発することの例えであり、「心華開発」などと使われる。「それ画は心華なり」に基ずく言葉である。【宝僧録/呉鎮・元】
Re276







■077樂山」(やまをたのしむ)
論語にある「仁者は山を楽しみ、智者は水を楽しむ」に基ずく。【論語・】
Mm219





■078守株」(かぶをまもる)
時勢の移り変わりに気付かずに、古い暖簾を頼って怠けていること。畑仕事をしていた農夫が、木の株に突き当たった兎を捕って喜び、畑仕事をしないで毎日木の株を見守っていたという故事に基ずく。【韓非子・】
Mm220





■079三省」(さんせい)
いくども、又は三つの点について自分の行いを反省すること。論語の中の會子の言葉「人のために謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、伝えて習わざるか」に基ずく。【論語・】
Re279









■080酔墨」(すいぼく)
酔った勢いで書く筆跡のこと。「新詩酔墨、時に一揮す」の言葉あり。【欧陽修・北宋】
Mm222





■081三到」(さんとう)
読書に必要な三つのこころえの事。眼到・口到・心到。到とは専念することを意味する。【朱子・宋】
Mm223





■082天楽」(てんらく/てんがく)
自然の楽しみ。李白の詩において、天上の音楽(てんがく)とも解釈している。【荘子/李白・】
Mm224





■083雲臥」(うんが)
雲とねる。雲のかかる高山などに寝ることであり、世を超越する様を表す。【鮑照詩・漢魏六朝】
Ma225








■084莫春」(ぼしゅん)
晩春のことである。莫は暮と同意。【論語・】
N84





■085熙怡」(きい)
和らいで喜んでいる意。「嬉怡」と同義である。【王凝之・漢魏六朝】
M230





■086歩月」(つきにあゆむ)月夜に月影を踏みながら歩いている。【蘇東坡・宋】
M86






■087晩翠」(ばんすい)
常緑樹は寒い冬になっても常に翠を保っていること。【范質・宋】
M87






■088澄懐」(ちょうかい)
心の境地(心境)が澄み切っている状態をいう。【金暁・】
Re288







■089無心」(むしん)
心の持ち方・状態などが無邪気である様。類似語=無念無想/明鏡止水/虚心/純心/無欲/無我(境)/純粋/。別な意味==お金などをねだる、せびる、頼む、要求する、むしり取ろうとする。【~・】
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