三文字 ( 1 )

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   <三文字 (1) 目次>  
本コーナーの漢語  

01破沙盆 02無功徳 03活人剣 
04鉄面皮 05瑞色鮮 06仁者寿
07泥中蓮 08一大事 09無孔笛
10随處楽 11自灯明 12荷心香
13驀直去 14無常心 15福如雲
16游於藝 17登要路 18萬家春
19彰嘉瑞 20知無涯 21心無累
22春如海 23成真娯 24懐萬邦
25歡無極 26酔春風 27雨餘香
28萬里春 29性明瑩 30百錬剛
31無盡蔵 32恭則壽 33冰雪心
34不忘遠 35養其神 36任天真
37一円相 38有春意 39花林糖
40閒是寶 41莫妄想 42思無邪
43黙如雷 44看脚下 45起清風
46崇禮遜 47破草鞋 48無情遊
49懐永圖 50意自如
                               
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      三文字(1)



■01 破沙盆 」=はさぼん
すり鉢をぶち破れ。(修行の邪魔になる鉢は破ること) 壊れたすり鉢は役に立たない無用のものであるが、禅語では人を圧する鋭さや俊敏さを秘めた円熟した悟りの境地に用いられる。蜜庵禅師の自分の心境を表した返答語句として有名である。【五燈会元・宋】
Re01


 










■02
無功徳 」=むくどく
梁の武帝が「寺を建立し、僧を育てた私にはどんな功徳がありますか」という問いに対する達磨大師の返答。功徳を求めてはいけません。見返り果報を求めずに行うのが善行・功徳であるとの教え。【伝燈録・唐、碧巌録・宋】Za02_3




















■03
活人剣」=かつじんけん

師が弟子の迷いを鋭く断ち切って起死回生させる働きを刀剣に例えたもの。逆に否定して許さない働きは「殺人刀」である。人を殺傷する刀剣も使い方しだいである。人を生かし再生させる例えに「活人句」「活人箭」などの用例もある。【碧巌録・宋】
Re03










■04
鉄面皮 」=てつめんぴ

何者にも侵されない強い意志。(鉄のように強い面の皮を支えている)Za04_2
















■05
瑞色鮮 」=ずいしょくあざやかなり

めでたい姿や心が鮮やかに周りの景色に反映している。Za05





















■06
仁者寿」=じんしゃはじゅなり(いのちながし)

徳の高い人は寿命が長いものだ。仁の道徳を守り思いやりを大切にしている人は、身心が安定しており、不要なことに苦しんだり悩んだりしないので長命である。【論語・】Za06

















■07
泥中蓮 」=でいちゅうの蓮
蓮は泥中でも汚れに染まらず美しい花を咲かせる。(世俗の迷妄に汚されず清くあり続ける人)【古文眞寶】Za07


























■08
一大事」=いちだいじ
最も大切な事。道元の正法眼蔵の冒頭にみられる言葉。      【法華経方便品】Za08
















■09
無孔笛=むくてき
穴のない笛のこと。音が出ないこと、「無」の境地になることは禅の道につながります。言葉を超越したところにある無上の説法。常識にたらわれない優れた説法。  【碧巌録・宋】 
Re09










■10
随處楽=ずいしょにたのしむ
いつでもどこでも、時と場所に応じて楽しみを見出し、今を楽しむ。【陸游・宋】
Zm_3








■11 自灯明=じとうみょう
「師がなくなられたら、何を頼りに生きたらよいか」との弟子の問いへ釈尊の教え「自らを灯明とし、法を灯明とせよ」 【釈尊】
Zm_2









■12 荷心香」=かしんかんばし
蓮の花が、香りを遠くまで漂わせている。(徳の広がり)      【簡文帝】4





























■13
驀直去」=まくじきにされ
迷わずわき目もふらず、ただちに真っ直ぐつき進むこと。 人から寺への道を尋ねられた老婆の返答言葉である。 【無門関・宋】Za13





























■14
無常心
=むじょうしん
人の世のはかなさを思う心。【老子】 
Zm_3








■15 福如雲」=ふくじょうん
幸福が雲のように湧き起こっている。【昭徳皇后】6 





























■16
游於藝 」=げいにあそぶ

自由な気持ちで楽しみながら学問や芸術を学ぶこと。(学問の真髄)【論語】3 



























■17
登要路」=ようろにのぼる

高く重要な地位に出世すること。【書言故事】Za17
















■18
萬家春 」=ばんかのはる

誰の家もみな春。(天下泰平で、春の訪れを喜ぶめでたい句)    【蘇軾「和陶己酉九月九日」】Za18
















■19
彰嘉瑞
=かずいをあらわす
めでたいしるしや吉兆があらわれる。【~】
Re3119








■20 知無涯 」=ち はてなし
知識は無限である。必要以上の知識はいらない。【荘子】Za20
















■21
心無累 」=しんむるい

心に気にかかることや煩わしいことがない。(世俗の欲や執着を離れた世界)Za_3121

























■22
春如海 」=しゅんじょかい

春めいたのどかな気配が海のように広がっている。【慶雨林】
Mb22








■23
成真娯」=しんごをなす

真の楽しみを成す。【載表元】
Re3123








■24
懐萬邦 」=ばんぽうをおもう
万国の安泰を思う。(天下泰平を保つことが政治の要である)    【易經】2 


































■25
歡無極」=よろこびきわまりなし

よろこびがつきない。【和漢朗詠集】5 


















■26
酔春風 」=しゅんぷうによう
めでたい気配が鮮やかに見える。【陸游/唐】

Re326










■27
雨餘香
=うよかんばし

雨上がりには、木々や草花が芳しく香り、美しさが際だっている。【陸游・宋】
Zm_5









■28
萬里春 」=ばんりのはる

はるか遠くまであらゆるところが春めいている。(春の訪れと天下泰平のよろこび)【杜甫「喜観即到復題短篇」】1 


















■29
性明瑩 」=せい めいえい

性格が曇りなく、明るくて清らかである。【述異記・漢魏六朝】
Re29










■30
百錬剛
=ひゃくれんのごう
何度も鍛えあげられた強靭さ、動じない強い意志をいう。【劉瑁・漢魏六朝】
Zm_2







■31
無盡蔵=むじんぞう
いくら取り出しても尽きることのない財宝を収めた蔵に例えて、大自然=真理の世界には、どんなに楽しんでも尽きることがない一切万物が無限に収まっている様を表している。徳や才能が限りないこと。蘇東坡詩「無一物中無尽蔵 有花有月有楼台」 【蘇軾・宋】 
Re331










■32 恭則壽=きょうなればすなわちいのちながし
礼儀よく正直であれば長生きするものである。【周・武王】

Zm_3





■33
冰雪心=ひょうせつしん
氷や雪のように真っ白で清らかな心。【晉書・唐】
Zm








■34 不忘遠=とおきをわすれず
遠く離れた人や疎遠になった人のことを忘れない。政治家の心得である。【孟子】
Zm_2






■35
養其神
=そのしんをやしなう
自己の精神の長い修養につとめなさい。【法天生會・漢魏六朝】
Zmaa





■36
任天真」=てんしんにまかす
私利私欲を捨てて自然のままに生きること。  【良寛】

Mma











■37 一円相 」=いちえんそう

描かれた一つの円に対して読まれる言葉表現。円は最も合理的円満無欠な形、絶対的心理の象徴として禅宗ではよく表現描写される。【碧巌録・宋】。Aq3137


















■38 有春意
=しゅんいあり
春ののどかな陽気が立ち込めている。春の訪れの喜びに使う言葉。【近思録・宋】

Re38









■39 花林糖 」=かりんとうAq3139














■40
閒是寶=かんこれたから
我が宝として貴ぶものこそ閒なのである。【張丞羽・元】
Re340










■41
莫妄想=まくもうそう
あらぬ考えや思い込みは危険であり必要ないのです。誤った考えを抱いてはいけないし、実体のないものに左右された妄想をするべきでないとの警告の言葉。禅語録ではよく使われる。【伝燈録・唐、五燈会元・宋】
Zm_3








■42
思無邪 」=おもいよこしまなし
心に曲がったところが一つもない。(極めて純真な感情) 心情がありのままに告白されていて飾ったところが全くない。「詩経」に対する孔子の評価した言葉。禅語録では殆ど使われないが、禅僧の揮毫語句には多く見られる。【論語】

Mmb














■43
黙如雷=もくらいのごとし
黙って静かにしているだけで、百雷のような力や響きがあること。 【禅林】
Rb43









■44
看脚下=かんきゃっか
足許をしっかり見据え周囲に気をとられないようにせよ。大切な教えを求めるのに、遠いところを探さずに身近なところをよく見なさいとの意。「照顧却下」と同義。【五家正宗賛・宋】 
Zm









■45 起清風=せいふうをおこす
清らかでさわやかな心の交わりをいう。【 ~ 】
Zm_5









■46
崇禮遜
=れいそんをたっとぶ
人を敬い、自分は退いて人に譲る心を大切にする。君子の心得。【任兆・~】
Zm_2








■47
破草鞋=はそうあい
草鞋はわらじのことで、古くなって使い物にならないわらじ。「破沙盆」と同じく役に立たないもの。わらじが破れるほど行脚をして修業をつんだ禅僧の形容にも使われる。【碧巌録・宋】
Zm_6







■48
無情遊=むじょうのゆう
情を交わすことのない自然世界との付き合い。世俗を離れた友情。【李白「月下獨酌」・  唐】
Mmc










■49 懐永圖 」=えいとをおもえ
質素倹約の徳を積み、永い将来の計画をよく考えなさい。【書經】Za3149


























■50
意自如 」=いじじょたり

物事に驚いたり恐れたりせず、気持が落ち着いている。泰然自若と同義。      【後漢書】Za3150_2























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三文字 ( 2 )

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   <三文字 (2) 目次>  本コーナーの漢語
51景風清 52静中動 53不動心  54無量寿  55無一物 
56景雲飛 57鶯花海 58愛間静 59風景麗 60逢善風 
61臥雲伴 62常快活 63淡如雲 64求諸己 65曲則全 
66松竹梅 67喫茶去 68無味談 69無寒暑 70無眼界
71黒漆桶 72平常心 73百雑砕 74閑古錐 75一隻眼 
76放下著 77老婆心 78主人公 79真面目 80直而温 
81慶雲興 82徳潤身 83我忘吾 84同甘苦 85不遷怒 
86無宿諾 87黄梁夢 88常無欲 89慶維新 90無伐善 
91雲従龍 92徳不孤 93獅子吼 94天眼通 95柏葉壽
96能蔵拙 97祚無極 98尋真趣 99得大徹 100守破離
 
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     三文字(2)




■51  景風清=けいふうきよし
南方からさわやかに吹く風が涼しい。すがすがしい風に心を洗われること。【黄正色・明】
Me051






■52 
静中動 」=せいちゅうのどう
君子たる者は、澄み切った静寂の中にあっても、とっさの場合に行動できる活力をもっている。【菜根譚】

Me052







■53 
不動心 」=ふどうしん
何ものにも動かされることのない強い心。(動揺することのない精神)【孟子】

Me053







■54 
無量寿 」=むりょうじゅ
はかり知れない寿命。(長寿。 阿弥陀仏の異名)【武平一】
Za254




















■55 
無一物 」=むいちもつ
固定的実体をもつものは何も存在しないことであり、その道理を悟ることで認められる万物のあり方をいう。【六祖壇経・唐】
何一つ持っていない。(この世の一切の煩悩を離れた境地~あり得ない超現実的境地)【蘇東坡・宋】
Za255
























■56 
景雲飛=けいうんとぶ
縁起のよい(めでたい前兆の)雲が空に広がる。【傳玄・漢魏六朝】
Zm










■57 
鶯花海 」=おうかのうみ
鶯がさえずり、花が咲き乱れる春の情景が海のように広がる。(春爛漫のめでたい光景)
 
Me057







■58 
愛間静=あいかんせい
のどかで静かな境地を愛する。俗世間を離れ、自然の中で悠々自適の生活を楽しむのがよい。【陶潜・漢魏六朝】
Zm_2











■59 
風景麗 」=ふうけいうららかなり
風景がうららかで気持のよい様~天下泰平であること。Za259
 



















■60 逢善風
=ぜんふうにあう
追い風を受ける。物事が順調に運ぶことの例え。【後漢書・漢魏六朝】

Zm_8








■61 
臥雲伴 」=がうんのとも
山中に隠れて、雲にふす人々。隠者のなかま【白楽天】
Za261
















■62 
常快活=つねにかいかつ
屈託がなく、常に心地よい。【伝習録・明】
Zm_6










■63 
淡如雲=たんじょうん
空に浮かぶ白雲のように淡々としている。【杜牧・唐】
Zm_3







■64 
求諸己=これをおのれにもとむ
自分の身に起きた出来事に対して謙虚に受け止め、自身に責任を求めて反省しよう。「子曰、君子求諸己、小人求諸人」より。【論語】
Zm





■65 
曲則全 」=きょくなればすなわちまっとうし
曲がった木も樹齢を全うするように、人間も屈曲の妙を知らないといけない。【老子】
Re65











■66 松竹梅
Za266



















■67 
喫茶去 」=きっさこ
誰に対しても分け隔てなくお茶をすすめましょう。相手によって態度を変えることなく接するのが大切です。【趙州録
・唐
茶の湯では「お茶を召し上がれ」の意味で広く使われる。
本来の禅的解釈では、「お茶でも飲んで眼を覚ませ」という師から修行者への叱咤の言葉である。【碧巌録・宋】
Re67













■68 
無味談=むみのだん
一見無意味なようでも、大いに味わいのある意義が含まれているのがわからねばいけません。【碧巌録・宋】
Re68












■69 
無寒暑=むかんじょ
季節の暑さ寒さは順境、逆境ともとれます。無理に対立せず、肯定して受け入れれば自然と暑さ寒さも難儀なものと感じなくなります。寒い時は寒さに徹し、暑い時は暑さに徹する境地になることです。「暑さ寒さから逃げるにはどこがいいか」との問いに洞山禅師は「無寒暑処」と答えた。【碧巌録・宋】
Zm_12








■70 
無眼界=むげんかい
見えるものがなにもない世界【般若心経】
Zm_3








■71 
黒漆桶 」=こくしっつう
黒一色の漆塗りの桶を意味します。暗闇で見通しがきかないこと。混じりけのない(分け隔てない)同じ色の世界=絶対平等の境地とも解釈される。「漆桶」は煩悩・妄想の例えともされ、仏法について理解の鈍いものを非難する時に使われる。【碧巌録・宋】

Me071





■72 平常心
=びょうじょうしん
普段の心で日常の暮らしの中に努力してゆくことが大切です。努力は目標ではなく進んで行くことです。馬祖禅師「平常心是道」よりの引用。【無門関・宋】
Re72







■73 
百雑砕 」=ひゃくざつさい(ひゃくざつくだく)
粉微塵に打ち砕かれること。心中に浮かぶ百もの雑念を打ち砕いてゆきましょう。あれこれ考えずに一つことに集中すれば良い結果になるはずです。相手の誤った見解を粉々に砕いて、原点に返らせる言葉。妄想分別が砕け散った後の無一物の境地でもある。【碧巌録・宋】
Za273


















■74 
閑古錐 」=かんこすい
長く使い込んだ古い錐(きり)のように鋭い切れ味はなくとも、必要な目的を確実にこなせる年期が入っています。鋭い力はないが円熟した力を持つ禅の師。 「老古錐」と同義。【白隠禅師:毒語心経】  【永嘉玄覚禅師「証道歌」】
Za274
























■75 
一隻眼 」=いっせきげん
両目の上に縦についている一つの眼、つまり「心の眼」。本物がわかる真実を見通す眼です。仏教でいう「肉眼」「天眼」「彗眼」「法眼」「佛眼」の5つ全てを備えているのが一隻眼です。「一隻眼を持って正しい言葉を発すれば皆を救うことができる」と言われる。
【碧巌録  無門関の正法眼も同じ】
Za275





















■76 
放下著」=ほうげじゃく
「放下」とは、下に置くこと、捨てることであり、全ての執着を体から離してしまいなさいということ。お金、地位・名誉など掴んだものは放したくありません。そんなもの全てを捨ててみると、気持もまっさらに軽くなります。人生は旅のようなもの。荷物は軽いのがいいのです。「著」は強調する助詞、又はとどめること。「心中には不要なものは何も持っていない」と言う僧に対して「持っていないという考えも捨てろ」と趙州禅師は諭した。【五家正宗賛//「従容録」・宋】

Me076







■77 
老婆心」=ろうばしん
老婆のような親切心を無心の気持で行うことです。  【臨済録】
Za277


















■78 
主人公」=しゅじんこう
人間誰もが有している絶対的な主体。「本来の欲や汚れのない自分の姿」が「主人公」なのです。時々自分に問いただしてみましょう。瑞巌禅師は毎日自分自身に対して「主人公!」と呼びかけて返事をしてから行動を開始していたという。【無門関「瑞巌主人公」・宋】
Za278

















■79 真面目」=しんめんもく
Za279





























■80
直而温」=ちょくにしておん

率直で温和である。   【書經】
Za280














■81
慶雲興」=けいうんおこる

縁起がよい雲が空に湧き出ること。(慶雲)=好い事がある前触れの雲。  【潘岳 「在懐縣作」】
Za281




















■82
徳潤身」=とくはみをうるおす

徳行は人を立派にする。   【大学】Me082






■83
我忘吾」=我、我をわする。

自分を忘れるぐらい、思索にひたる。無念無想の境地。   【荘子】Za283


















■84
同甘苦」=かんくをおなじくす

苦楽をともにする。   【史記】Za284

























■85
不遷怒」=いかりをうつさず

怒りを他に移してはならない。  【論語】Za285
















■86
無宿諾」=だくをとどむることなし
一度引き受けたり約束したことは、ぐずぐずしないですぐに実行して後回しにしない。【論語】
Zm_7








■87 黄梁夢」=こうりょうのゆめ
飯を炊く間のはかない夢。黄梁=あわの一種。  【枕中記】Za287

















■88
常無欲
=じょうむよく
心に欲がなく純粋であれば、万物の根源のあり方を認知できる。欲にとらわれると、物事の末端現象のみに心を奪われてしまう。【老子】
Zm_2






■89 慶維新」=いしんをよろこぶ
すべてが改まり新しくなることを喜ぶ。Za289

























■90
無伐善=ぜんをほこることなし。
自らの功績を誇ってはいけません。「~無施労(苦労なことは自ら行い人に押し付けず)」と続きます。【論語】
Me090





■91
雲従龍
=くもは りゅうにしたがう
龍は雲を呼び起こして現れる。聖君が現れる時は、これを助ける賢人が出てきて援護すらものであるとの例え。「雲従龍 風従虎」より。   【易経】
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■92
徳不孤」=とくはこならず

徳行のある人は孤立することなく人々が慕ってくる。論語にある「徳不孤 必有隣」(徳ある人格者は孤独になることなく、同志の人達が周囲に集まってくる)との孔子の言葉による。  【論語//黄色龍四家語録/通玄百問】Za292















■93
獅子吼」=ししく

獅子のように大きな声で仏法を説くこと。何事もおそれないこと。異教徒を怖れさせ多くの獣を震え上がらせるのに例えたもの。【維摩経】 【伝燈録・唐】Za293




























■94
天眼通」=てんげんつう

事柄を見通すことの出来る力。六神通(六つの神通力)のひとつ。【道元】Za294


























■95
 柏葉寿=はくようのじゅ
柏の葉は一年中緑を保つことから、長寿のことをさす。「松柏壽」と同義。 【武平一・唐】
Zm_7




■96
能蔵拙=のうぞうせつ
拙をうまく取り入れる。巧みなことより拙さがあるほうがよい。【羅隱・唐】
Zm_6



ript
■97
祚無極」=そにきわまりなし

幸いに限りがないこと。  【昭徳皇后】Za297

















■98
尋真趣
=しんしゅをたずぬ
真のおもしろさや味わいを求めること。 【佻察・~】
Me098




■99 得大徹=だいてつをえる
おおいなる悟りを得ること。 【雲棲袾宏・明】
Zm_14





■100 守破離
=しゅはり
最初は師の教えを守り、自分の個性を創造したのちに、師から離れて自立すること。 【川上不白】Za300





















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三文字 ( 3 )

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  <三文字 (3) 目次> 本コーナーの漢語

101愛幽棲 102青一髪 103箕山志 104天假手 105南山寿
106心善淵 107實若虚 108俟河清 109心如水 110子不語
111坦蕩蕩 112徐如林 113青白眼 114曰難言 115石韞玉
116風中燭 117夢中夢 118致良知 119毋不敬 120忘筌蹄
121我為我 122林下風 123君子林 124天地寿 125竹葉觴
126不如学 127春可樂 128養恬福 129非思量 130快作樂
131施無畏 132麻三斤 133啐啄機 134無縫塔 135我逢人
136明則誠 137疑思問 138惺々着 139思入玄 140霜抱樹
141学遜志 142月影清 143金石交 144明明徳 145吹毛剣
146莫眼花 147求放心 148樂琴書 149鶴聴碁 150養其拙 

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三文字(3)



■101 愛幽棲=あいゆうせい
静かな境地を愛すること。  【陶潜】
Za3101


■102

Za3102


















■103
箕山志」=きざんのこころざし
許由という人が皇帝から天下を譲ると言われたときに、俗な話で耳がけがれたと言い、箕山に隠居したことに由来する。  【史記】Za3103青一髪
=せいいっぱつ
一本の髪を引いたような山や地平線。蘇軾の「青山一髪是中原」より。  【蘇軾】

















■104
天假手」=てん てをかる

天は自ら手をくださず、人の手をかりてその意思を実行する。 【書経】Za3104
















■105
南山寿
=なんざんのじゅ
長寿を祝う言葉。南山は周の都の南にある終南山。  【詩経】Za3105



























■106
心善淵」=こころはふちをよしとす

心は淵のように深く静かであるのがよい。  【老子】Za3106
















■107
實若虚」=みつれども むなしきがごとし

十分に徳があっても、それらしきそぶりがない。  【論語】Za3107
























■108
俟河清
=かせいをまつ
いつも黄色く濁っている黄河の水が澄むのをまつ。あてにならないものをあてにすること。  【左伝】Za3108















■109
心如水
=こころみずのごとし
心が清らかである。  【漢書】Za3109


























■110
子不語
=しふご
『怪力乱神』のこと。論語中の「孔子は怪奇、暴力、騒乱、鬼神のような常道を逸したことは語ろうとしなかった<子不語怪力乱神>」に基づく。【論語】
Zm_6





■111
坦蕩蕩
=たんにしてとうとう
立派な人の心は平らで広いものです。【論語】
Zm_5






■112 徐如林=しずかなること林のごとし
行動をおこさないときは林のように静かである。孫子の「其疾如風 其徐如林 侵略如火 不動如山」より。  【孫子】Za3112
















■113
青白眼
=せいはくがん
機嫌のよい目つき(青眼)と不機嫌な目つき(白眼)。竹林七賢の阮籍は使い分けを得意にしていた。  【晋書】Za3113























■114
曰難言
=いわくいいがたし
言いにくいとしか、言えない。   【孟子】Za3114















■115
石韞玉
=いしたまをつつむ
山の石に玉があると、山は自然とかがやく。人の心も、内に美徳があると立派にみえる。  【陸機】Za3115























■116
風中燭
=ふうちゅうのしょく
風の中のともしびのこと。人生のはかなさのたとえ。【古楽府・漢魏六朝】
Zm_4





■117
夢中夢
=むちうのゆめ
夢の中の夢とは、「寝ぼけ話をする」と一般に解釈されるが、仏典では悟りの中で悟りを説くこと=仏について説くことの意味である。一切の現象は固定的実体を持たないので夢に例えられる。人世のはかなさの例えでもある。 【季群玉・唐、続古尊宿語要・明】Za3117




























■118
致良知
=ちりょうち
人間がもともと持っている理知を伸ばすこと。 【王陽明】Za3118

















■119
毋不敬
=けいせざるなかれ
敬意を失ってはならない。  【礼記】Za3119


























■120
忘筌蹄
=せんていをわする
筌は魚を取る罠。蹄は兎を取る罠。目的を達すれば不用になり忘れてしまうこと。悟ってしまえば、学んだ書物や教えは不用になる。  【荘子】Za3120

















■121
我為我=われはわれたり
自分は自分。誰も自分をけがすことはできない。【孟子】
Zm_3






■122 林下風」=りんかのふう
山林に住んでいる世捨て人の良いたとえ。  【世説】Za3122

















■123
君子林」=
くんしのはやし
高貴な人のなかま。 【漢書】Za3123



























■124
天地寿」=てんちのじゅ
天地のように長い寿命。  【王維】

Me124







■125
竹葉觴
=ちくようのしょう 
竹葉は酒のこと。酒杯、又は酒の入った杯。  【韓鄂】
Za3125

























■126
不如学」=まなぶにしかず
長い間、思慮にふけっても何も得ることはない。学問を修めるのが良い。【論語】
Zm_12






■127 春可樂=はるたのしむべし 
春の花が咲くときに行楽するのがよい。   【夏候湛】
Za3127


















■128
養恬福=てんぷくをやしなう 
やすらかなる幸福を養い保つ。   【曹操】
Za3128


























■129
非思量
=ひしりょう  
雑念(煩悩・妄想)に捉われず、追わないこと。(坐禅のときの心の持ち方)【普歓坐禅儀】
Za3129





















■130
快作樂
=かいをたのしみとなす 
こころよき事をもって、よろこびとする。【壬獻之】
Za3130



























■131
施無畏
=せむい  
何物も畏れない力を与える~畏怖の気持(
畏れ)を取り払って救い安心させること。観音菩薩はこのような力を具えているので「施無菩薩」とも呼ばれる。右手を上げて五指を伸べて手の平を外に向ける「施無畏印」で知られる。【観音経】
Re31








■132
麻三斤
=まさんぎん  
「仏とはどのようなものか」に対する洞山和尚の答え。その時計っていた麻の重さが三斤(仏衣一着分の麻糸量)であった。仏とは真理の体験者であるという教えである。【碧巌録、無門関・宋】
Za3132
























■133
啐啄機
=そったくのき
 卵から雛がかえるとき、殻の内からコツコツと雛がつつき、親鳥が強い嘴で殻を破る。一瞬を逃さないはたらきが啐啄の機である。人間関係、家庭生活、全てが啐啄の機といえよう。これこそ永遠の生命の姿なのである。【碧巌録】Za3133




















■134
無縫塔
=むほうとう
 僧侶の墓石に多用される継ぎ目のない一塊の石で作られた卵形の塔。縫い目(継ぎ目)のない墓とは、天地一杯のように自他のない無我の境地のこと。【碧巌録・宋】
Za3134

























■135
我逢人
=がほうじん 
人と逢うことから全てが始まる。出会いの尊さを表した言葉。  【道元禅師】
Za3135
















■136
明則誠
=あきらかなればすなはちまことなり  
心が明らかになれば、それが誠なのです。  【中庸】
Za3136

























■137
疑思問
=うたがうには とうをおもう
わからない事には問うことを思え。  【論語】
Za3137
















■138
惺々着
=せいせいじゃく  
目を覚ませ(心を目覚めさせよ)。精神をはっきりとした(明らかな)状態に保っていなさい。「着」は命令の意味を表す助詞である。瑞巌和尚が毎日自分自身の「主人公」に呼びかけていた言葉。  【無門関・宋】
Za3138


























■139
思入玄
=おもいげんにいる  
幽玄な心境にひたること。  【蘇軾】Za3139
















■140
霜抱樹
=しも じゅをいだく
霜が樹木をつつんでいる。   【昭明太子】
Za3140



























■141
学遜志=がくは こころざしをそんす       
学問に対しては謙虚であることが大切である。 【書経】Za3141

















■142
月影清
=つきかげきよし
さわやかな秋月の形容。 【杜甫】
Zma
















■143
金石交
=きんせきのまじわり
鉄石のように堅い交友。【宋史】
Za_2














■144
明明徳
=めいとくをあきらかにす
本来の心の明徳を、益々みがいて明らかにする。修養の根本です。【大學】
Zam_4


























■145
吹毛剣
=すいもうけん
毛を吹き付けると、刃にあたって一瞬にして切れるような鋭利な剣。仏性に例えられる。また、煩悩・妄想を次々と断ち切るような、優れた修行者の鋭い力を表す。【碧厳録・宋】
Zam_5


















■146
莫眼花
=がんかすることなかれ
眼花とは眼病のときに空中に見える花、空花のことであり、迷い・妄想のことに例えています。無駄な妄想をやめて、必要なことを見失わないように心の鏡を澄ませておきなさいという戒めの句。
【碧厳録「忠国師無縫塔」・宋】
Za






















■147
求放心
 =ほうしんをもとむ  
逃げた心を呼びもどす。修養の根本。  【孟子】
Zam_2





















■148
樂琴書
=きんしょをたのしむ
文人は琴と書物をわが友として楽しむ。【陶潜】
Zam_4















■149
鶴聴碁
=つる ごをきく
鶴が舞い下りて、碁に耳を傾けるような風情。【賈島】
Zam






















■150
養其拙
=そのせつをやしなう
飾り気のない気持を養う。拙は、素朴の意。【呉鎭】
Zam_2












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三文字 ( 4 )

Za
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 
 <三文字 (4) 目次> 本コーナーの漢語

151光明蔵 152頂門眼 153花見羞 154清且倹 155桐吟雨
156鉄橛子 157虚室静 158道在邇 159閒爲福 160仁而威
161萬世福 162雪先花 163陽和近 164揚明輝 165身欲寧
166恬無欲 167約以達 168和且柔 169塞翁馬 170心不競
171力於始
172人盡楽 173晝陰静 174守以靜 175爽且明
176石為身 177養生主 178將無同 179
莫須有 180無罪歳
181雨木冰 182遠山眉 183水竹居 184草如走 185醉如愚
186醉似泥 187爐灸硯 188寒鳥喧 189入無間 190吾喪我
191淡若水 192展驥足 193忘憂物 194壺中天 195春在堂
196争腐鼠 197介干石 198味無味 199煙霞癖 200曲肱樂

-------------------------------------------

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


      三文字(4)



■151光明蔵=こうみょうのくら
無明を破り真如の光を輝かせる知恵。光明を蔵するところである。
如来の身であり、自己の本心でもある。
Zam_6
















■152
頂門眼
=こうもんがん
左右の俗眼のほかにある頭頂の活眼。
Zam_4
























■153
花見羞
=かげんしゅう
昔の美人の異名。花も恥じらう美人。【五代史】
Zam_5



























■154
清且倹
=せい かつけんなり
為政者は清廉、且つ倹約でなければならない。【鄭谷】
Zam_4















■155
桐吟雨
=きり あめにぎんず
桐の葉に雨が降り注ぐ様子。【秦韜玉】
Zam_4




























■156
鉄橛子
=てつけっし
鉄のくさびのこと。確固不動のこと。古人の公案が嘴をいれる余地がないほど固い意志。子は助字。【碧厳録】
Zam_2
























■157
虚室静
=きょしつしずかなり
誰もいない部屋がひっそり静まり返っている。【劉禹錫】
Zam_6

















■158
道在邇
=みちは ちかきにあり
深遠な道も実は手近なところ、或は自己のなかに存在します。真実は我々の近くにあります。孟子の「道は近きにあれども、これを遠きに求む」より。「道在目前」「看脚下」なども同義。【孟子・】
Zam_3

























■159
閒爲福
=かんふくとなす
静かな時が至福なのです。【張鎡】
Zam_3
















■160
仁而威
=じんにして いあり
仁愛の心にあふれて、かつ威厳がある。【史記】
Zam_2
























■161
萬世福
=ばんせいのふく
いつの世までもつきない幸福【鬻子】
Zam_4
















■162
雪先花
=ゆき はなにさきんず
春の花に先立ち、雪が花のように降っている。【江總・漢魏六朝】
Zm_2








■163陽和近=ようわちかし
あたたかい気候が迫ってきている。【張宛丘】
Zam_3















■164
揚明輝
=めいきをあぐ
明るい光を放つこと。清秋のこと。【顧愷之】
Zam_4

























■165
身欲寧
=みはやすからんとほっす
心安らかで、身が健康であること。【蔡邕】
Zam_6
























■166
恬無欲
=てんとしてよくなし
心が静かで欲がない。【張君祖】
Zam_5














■167
約以達
=やくもってたっす
つつましやかにして、事を全うする。【房玄齢】

Zam_4






















■168
和且柔=わかつじゅう
柔和であること。【元稹】

Zam_3














■169
塞翁馬=さいおうがうま
人間の幸不幸は予測できないのだから、禍も幸いも一喜一憂するものでもない。【淮南子】
Zam_3





















■170
心不競=こころきそわず
悠々自適の生活で、ほかのことに心を煩わされない。【杜甫】
Me170






■171
力於始=はじめをつとむ
物事は最初にほねをおるものである。【朱子】

Zam_4
























■172
人盡楽
=ひとことごとくたのしむ
だれもかれも皆楽しむ。【王珪】
Zm

















■173
晝陰静
=ちゅういんしずかなり
真昼がとても静かである。【韋應物】

Zm_3






















■174
守以靜
=まもるにせいをもってす
心を静かに保つこと。【韓退之・唐】 
Zm_14









■175爽且明=そうかつあきらか
さわやかで明るい。秋の気候のこと。【謝荘】

Zm_2

















■176
石為身
=いしをみとなす
志を堅固に持つこと。【晏子】

Me176






■177
養生主
=ようじょうしゅ
不老長生の人。【荘子】

Zm















■178
將無同
=しょうむどう
まさに同じなる無からんや。そもそも違いなぞありません。名教を貴ぶ聖人と自然を貴ぶ老荘の差異にたいする答え。【西晋の故事】

Zm






















■179
莫須有
=ばくすゆう
有るべきことなからんや。無いとは限らない、有るかも知れない。半信半疑のこと。疑わしい場合、これを有罪とする。【宋史】
Zm














■180
無罪歳
=としをばっするなし
天候等の歳時のせいにしないで、施政に万全を期すること。【孟子】
Zm




















■181
雨木冰
=あめふりてきこおる
雨が降って樹木が凍りつく。冬の形容。【春秋】
Za

















■182
遠山眉
=えんざんのまゆ
美人の眉の形容。遠山黛ともいう。【杜牧】
Zm























■183
水竹居
=すいちくきょ
清流と竹林のある住まい(書室の名称)。竹林七賢、竹渓六逸の如く隠士・文人・墨客は竹林を酷愛し、蘇東坡も「居に竹なかるべからず、竹なければ人をして俗ならしむ」と言った。【~】
Zm


















■184
草如走
=そうははしるがごとし
草書の筆勢の形容。真(楷書)は立てるが如く、行は行くが如く、草は走るが如し。【東坡志林】
Zm






















■185
醉如愚
=ようてぐなるがごとし
何もかも忘れはてて、酒に酔う。【杜甫】
Zm_2


















■186
醉似泥
=ようてどろににたり
南海に棲息する骨のない「泥」という虫は、水中にいる時は生き生きとしているが、水がなくなると酔ったように一塊の泥のようになってしまう。李白の句に「泥酔」というのがある。【異物志】
Zm_2





     














■187
爐灸硯
=ろにすずりをあぶる
凍りついた硯を炉にかざして温める。【司馬光・宋】
Me187








■188寒鳥喧=かんちょうかしまし
冬鳥がやかましく鳴いている。【陸機】
Zm_2


















■189
入無間
=むげんにいる
道の極致の微妙な形容。【老子】
Zm























■190
吾喪我
=われ、われをうしなう
自分の存在をうしなうほどに、深い思索に沈む。無念無想の境地に入り、自己に執着しないこと。【荘子】
Zm_2


















■191
淡若水
=あわきことみずのごとし
君子のまじわりは、水と同じようにあっさりしている。淡交ともいう。【荘子】
Zm_5





















■192
展驥足
=きそくをのぶ
驥は一日千里を走る名馬。この名馬が思いきり走るように、優れた人物がもてる才能を十二分にのばすこと。【三国志】
Zm_4



















■193
忘憂物
=ぼうゆうぶつ
一杯飲んで憂いを忘れること、即ち酒のことをいう。【陶淵明】
Me193





■194
壺中天
=こちゅうのてん
別世界・仙界のこと。また酒を飲んで世を忘れる楽しみ。「壺中天地」「壺中」ともいう。後漢の役人が壺売りの老翁と共に壺中に入ってみると、中には立派な部屋と美食があり共に飲んだという故事に基ずく。【漢書方術伝】
Zm_9





















■195
春在堂
=しゅんざいどう
住い、庭園、書斎などに表札・扁額に書いて掲げる、気に入ったものなどから名づけた号のこと。【兪樾・清】
Zm_2









■196争腐鼠=ふそをあらそう
とるにたらぬ物事をめぐって争うこと。死んだ鼠を手に入れたふくろうが、頭上を飛びすぎた大鳥に鼠を奪われると恐れて叫んだという寓話に基ずく。元好間の詩に「大笑人間争腐鼠」がある。【荘子】
Zm_4







■197介干石=いしよりかたし
節義を守ること。志操堅固。【易経】
Zm_11
















■198
味無味
=むみをあじとす
食味は淡白なほうがよい。恬淡。【老子】
Zm_2





















■199
煙霞癖
=えんかへき
山水をこの上なく愛して旅する性癖。【倪瓚の句】
Zm















■200
曲肱樂
=きょくこうのたのしみ
肱(ひじ)をまげて枕がわりにするような清貧の楽しみ。「子曰く、疏食をくらい水を飲み、肱を曲げて之を枕とす。楽しみも亦たその中に在り」【論語】
Zm_4


















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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

   
  <三文字 (5) 目次> 本コーナーの漢語

201天假年 202小天下 203別有天 204開口笑 205心如結
206階下漢 207人法地 208物外游 209無罣礙 210嬾是眞
211玉壺氷 212希世珍 213君子花 214何陋室 215己百之
216壺中物 217名山藏 218凌寒竹 219墨縁居 220淸愼勤
221希世藏 222劫外春 223自在天 224壺中隠 225風霜任
226養花天 227席上珍 228春德風 229穆以温 230暖且和
231敷和氣 232壽無涯 233花竹秀 234樂最眞 235開令序
236雪告豐 237得其樂 238察誠僞 239安形性 240和樂全
241直而和 242愼則誠 243勸以義 244達心志 245立身貞
246石投水 247福壽杯 248眞而靜 249山秀朗 250和氣動
-------------------------------------------

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


     
三文字(5)

■201 天假年=てん、としをかす
天が年齢をかしてくれる。仮は借りる、貸すこと。論語の「我に数年を加え、五十以て学ばしめば易以て大過なかるべし」も同義。【左伝】

Zm_6
















■202
小天下
=てんかをしょうとす
視野がひろいこと。「太山に登りて、天下を小とす」【孟子】
Zm_5


















■203
別有天
=べつにてんあり
「別に天地の人間(じんかん=俗世間)にことなるあり」の略した語句。「別世界」「別乾坤」なども同じ【李白】
Zm_7
















■204
開口笑
=くちをひらいてわらう
句「一月笑幾回」=一ヶ月のうちで口を開いて笑うは四、五日にすぎず、とあるのに本づく。【白楽天】

Zm



















■205
心如結
=こころむすぶがごとし
結んだように心がかたいこと。「一意専心」も同義【詩経】
Zm_3
















■206
階下漢
=かいかかん
きざはしの下にいて、まだ堂上にあがれぬ人。未だ道に入らぬ者。または自分を謙遜していうことば。底下の何某というのも同義。【伝燈録】
Zm_2




















■207
人法地
=ひとはちにのっとる
真の道のはじまり。「人法地、地法天、天法道、道法自然」【老子】
Zm_4
















■208
物外游
=ぶつがいにあそぶ、ぶつがいのあそび
物外とは、万物のひしめく世間の外のこと。俗世間を忘れた趣味。「琴を弾じ書を読み、陶々然として身を物外にわする」【唐書】
Me208






■209
無罣礙
=けいが(かいがい)なし<むけいげ>
ひっかかりや妨げのない心。さえぎるもの、妨げがなく自由なこと。心の本性を覆い隠す煩悩や妄想がないので、怖れるものもありません。【般若心経】
Zm





















■210
嬾是眞
=らんはこれしんなり
俗事にものうい心境こそ自己の天真である。嬾は懶と同義。【杜甫・唐】
Zm_15







■211 玉壺氷=ぎょくこのこおり
氷の入った玉の壺。潔白な心のこと。「清如玉壺氷」とある。【鮑照】
Zm_2






















■212
希世珍
=きせいちん
世にもまれな珍宝。このような句を印に刻して所蔵の書画などに押す。【~】
Zm_3























■213
君子花
=くんしか
蓮の異名。宋の周茂叔いう「蓮は、花の君子なり」【周茂叔】
Zm_2

















■214
何陋室
=かろうしつ
書室の名前。自分の住いを陋屋・陋居というのは謙称。「子、九夷に居らんと欲す。或るひと曰く、陋なり。之を如何せん。子曰く、君子之に居る。何の陋かこれ有らん」【論語】
Zm_5









■215 己百之=おのれこれをひゃくたびす
努力勉学すること。「人一たびに之を能くすれば、己之を百たびす」とある。【中庸】
Zm_3
















■216
壺中物
=こちゅうのもの
酒のこと。「ただこれ壺中の物、憂い来たってしばらく自らくむ」とある。【張祐】
Zm_5





















■217
名山藏
=めいざんぞう
名品、逸品は永く名山に蔵する。印刻の語句としてよく使われる。【~】
Zm_6
















■218
凌寒竹
=かんをしのぐのたけ
寒さにも負けない竹。【梁書】
Zm_2
























■219
墨縁居
=ぼくえんきょ
書室の名前。墨縁は翰墨のえにし、書の道のつながり。居は居室。【~】Zss















■220
淸愼勤
=せいしんきん
官吏の守るべき三箇条。清廉、謹慎、勤勉。【呂本中】
Zz

















■221
希世藏
=きせいぞう
世にもまれな珍宝のこと。「希世珍」と同義であり、冠帽印の語句に使われる。【~】
Zm_2


















■222
劫外春
=ごうがいのはる
常住不断の春。不生滅不変異の形容。「劫」はKalpaの訳であり、長時のこと。【禅林】
Zm_3


















■223
自在天
=じざいてん
気ままで自由な境地のこと。「小自在」も束縛をうけない心境をさす。【~】

Zm_4

















■224
壺中隠
=こちゅうのいん
仙人のこと。仙人のような境地のことでもある。【~】
Zm


















■225
風霜任
=ふうそうのにん
司法官のこと。「風霜」とは元々、文章の「風霜」のごとくに峻厳なことの形容である。【文献通孝・宋】
Me225







■226養花天=ようかのてん
花曇りの春のこと。「牡丹ひらく日には多く軽雲微雨あり。之を養花の天という」とある。「養花雨」ともいわれる。【花品】
Zm_7


















■227
席上珍
=せきじょうのちん
宴席の珍味。古来伝来の貴重な学徳の例えとされる。転じて、展示されている古書画の類を指すことあり。【礼記】
Zm_3






















■228
春德風
=しゅんとくふう
春の風の美しい形容。よき教化のたとえ【呂氏】
Zm_4















■229
穆以温
=ぼくもっておん
やわらぎ、おだやかなること。【郭璞・六朝】
Zm_4









■230暖且和=だんかつわ
暖かくてのどかなること。【~・六朝】
Zm_6













■231
敷和氣
=わきをしく
和暖の気をしきおよぼす。【傳咸・六朝】
Zm_2













■232
壽無涯
=じゅかぎりなし
いつまでも長生きすること。【~唐】
Zm




















■233
花竹秀
=かちくひいづ
花は咲き誇り、竹は隆々とのびている。【蘇東坡・宋】
Zm_3















■234
樂最眞
=たのしみもっともしんなり
楽しみが最も極まっていること。【司馬温公・宋】
Zm_7














■235
開令序
=れいじょをひらく
よきついで(はじまり=きまり)を始めること。【太宗・唐】
Zm_2




















■236
雪告豐
=ゆきほうをつぐ
大雪がふると、豊年のしるしなのだ。【張説・唐】
Zm
















■237
得其樂
=そのたのしみをう
たのしみとする所の楽を受け取ること。【白楽天・唐】
Zm





















■238
察誠僞
=せいぎをさっす
まことと偽りを見抜き観察する。【何晏・漢魏六朝】
Zm_7
















■239
安形性
=けいせいをやすんず
身心をやすめること。【礼記】
Zm_8





















■240
和樂全
=わらくまったし
心うちとけて、楽しみが不足なく一杯である。【元結・唐】
Zm















■241
直而和
=ちょくにしてわ
すなおにして物やさしきこと。【左傳】
Zzm




















■242
愼則誠
=つつしめばすなわちまことあり
身を慎めば誠がある。【廉希賢・宋】
Zm_2













■243
勸以義
=すすむるにぎをもってす
物事をすすめはげますには、道理を以てする。【禮】
Zm_4























■244
達心志
=しんしをたっす
心に思うことを果たすこと。目的を遂げること。【顔魯公・唐】
Zm




■245立身貞=みをたつるてい
自己のこの世での地位を立てるに、正しいこと。【王炎・唐】
Zm_2



■246石投水=いしをみずにとうず
事の成就が容易いことの例え。転じて、常人が成し難いことを、難なく成就させる達人の例えにも使われる。【白敏中・唐】
Zm_3


■247福壽杯=ふくじゅのはい
幸福と長命を祝うさかづき。【~・明】
Zm_2




■248
眞而靜
=しんにしてせい
真にして静かなること。【程明道・宋】
Zm_4




■249
山秀朗
=やましゅうろう
山色美しく秀でて朗らかである。【袁桷・元】
Zm




■250
和氣動
=わきうごく
のどかなる気配が湧き上がっていること。【朱淑・宋】
Zm_5



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 <三文字 (6) 目次> 本コーナーの漢語

251文而眞 252全其長 253善通物 254學且勤 255明得失
256主于一 257静自適 258静而舒 259讀書樂 260閒爲福
261閒中淡 262一味眞 263身樂逸 264養心王 265舒朗景
266全吾眞 267保冲眞 268時就閒 269占靜悟 270閒有趣
271淸而美 272勉而一 273靜者安 274澹以默 275臘酒香
276澹泊眞 277廣漠風 278啓修旦 279愛日長 280無彊福
281和致芳 282思無垢 283正而信 284勤而淸 285落梅風
286極娯遊 287情慮肅 288陽乗陰 289菊花壽 290松篁健
291亨壽星 292柳呈疎 293濯枝雨 294龍潜淵 295直而婉
296離合風 297壽且昌 298敦教義 299表壽徴 300敦詩書


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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


      三文字(6)



■251文而眞=ぶんにしてしん
みやびかにして自然であること。【東蘇坡・宋】
Zm




■252全其長=そのちょうをまっとうす
長所を保つこと。【晋書】
Zm_2



■253善通物=よくものにつうず
物事によく通達している。【卲健節・宋】
Zm_3



■254學且勤=まなびかつつとむ
学問するうえに、なおかつ勤勉につとめる。【玉應麟・宋】
Zm_4



■255明得失=とくしつをあきらかにす
物事の利害をよく知った上で明らかにしなければならない。【陳壽・漢魏六朝】
Zm_2




■256
主于一
=いちをしゅとす
専一に物事に打ち込んですること。【張南軒・宋】
Zm



■257静自適=せいじてき
静かさを得意とする生活態度。【倪祖喜・清】
Zm




■258静而舒=せいにしてじょ
清くしてのびやかである。心の寛舒なること。【景星扚・清】
Zm_5



■259讀書樂=どくしょのたのしみ
書物を読む愉快さ。【歐陽永叔・宋】
Zm_11



■260閒爲福=かんをふくとなす
満面に閒静一杯である。【張鎡・宋】
Zm_2




■261閒中淡=かんちゅうのたん
閒静な中にあって、名誉利欲の気持ちが少ない。【呉璜・明】
Zm



■262一味眞=いちみしん
一種の妙理のこと。または自然を指す。【張来・宋】
Zm



■263身樂逸=みいつをたのしむ
安楽をよろこぶのに用いる言葉。【朽菴・明】
Zm



■264養心王=しんおうをやしなう
心を養うこと。心王は仏教用語である。【劉禹錫・唐】
Re264




■265舒朗景=ろうけいをのぶ
ほがらかな景色が一面にあふれている。【張鎡・宋】
Zm_3



■266全吾眞=わがしんをまっとうす
天性のままの吾心を害したり、汚さないようにしなければいけません。【張九齢・唐】
Zm



■267保冲眞=ちゅうしんをたもつ
虚心無為にして自然体を守り通すこと。【王徽之・六朝】
Zm



■268時就閒=ときにかんにつく
時期をえて、身を静閑の地におくこと。【秦蕙田・清】
Zm_5



■269占靜悟=せいごをしむ
静中に悟道を領すること。【曹爾堪・清】
Zm_4



■270閒有趣=かんにおもむきあり
俗世間を離れた塵外などの趣をさしていう。【米元章・宋】
Zm_3



■271淸而美=せいにしてび
清らかで美しいこと。【顧憲之・六朝】
Zm_6



■272勉而一=つとめていつ
勉強して専一になること。【荘子】
Me272 





■273靜者安=せいしゃはやすし
静かな人は安らかである。【沈全期・唐】
Zm_5



■274澹以默=たんもってもく
欲がすくなく、静かである。【元好問・元】
Zm_9



■275臘酒香=ろうしゅこうばし
臘祭に酌む酒が香りよくていいのです。【蘇東坡・宋】
Zm_10



■276澹泊眞=たんぱくしんなり
淡々として欲がないことが、天真なのです。【王九思・明】
Zm_3



■277廣漠風=こうばくのかぜ
はてしなく広い沙漠の風。【晋書・漢魏六朝】
Zm_5



■278啓修旦=しゅうたんをひらく
冬至より日が長くなること。【李氏・漢魏六朝】
Zm_4



■279愛日長=ひのながきをあいす
夏の日長をよろこぶこと。【文宗・唐】
Zm_3



■280無彊福=かぎりなきふく
つきることがない幸福。【李商隠・唐】
Zm_11








■281
和致芳=わはほうをいたす
おだやかなる美徳が一面にただよっている。【楚辭】
Zm_14




■282思無垢=おもいこうなし
意思にわずかのけがれもないのです。【説苑】
Zm_7



■283正而信=ただしくしてしんあり
正直で誠実である。【鮑照・漢魏六朝】
Zm_10



■284勤而淸=つとめてきよし
いそしんですがすがしい気持・気配である。【傳羽・漢魏六朝】
Zm_8



■285落梅風=らくばいのふう
落梅の頃に吹く風。【黄孝先・漢魏六朝】
Zm_11



■286極娯遊=ごゆうをきわむ
たのしい遊びを極めつくすこと。【王勃・唐】
Zm_2



■287情慮肅=じょうりょしゅくたり
心が清く正しいこと。【孟郊・唐】
Zm_3



■288陽乗陰=よういんにじょうず
陽気が陰気よりも勝っていること。【淮南子】
Zm_7



■289菊花壽=きくかのじゅ
菊花の祝いことば。九月九日のこと。【西京記・唐】
Zm_2




■290松篁健=しゃこうけんなり
松竹がすこやかであること。【韓偓・唐】
Zm_3



■291亨壽星=じゅせいにきょうす
生命を司るといわれる壽星に物を奉納して福寿を祈る。【左傳】
Zm111



■292柳呈疎=やなぎそをていす
秋になると柳の葉がまばらになってゆくこと。【司空曙・唐】
Zm_4



■293濯枝雨=たくしう
陰暦六月に降る大雨のこと。【周處・漢魏六朝】
Zm_3





■294
龍潜淵=りゅうふちにひそむ
龍が深い淵に隠れ住んでいる。【淮南子・漢魏六朝】
Zm





■295直而婉=ちょくにしてえん
素直にして且しとやかであること。【于寶・漢魏六朝】
Zm_2



■296離合風=りごうのかぜ
吹き来れば草木皆生き生きとし、吹き去れば枯れてしまうといわれる風。【陸機・六朝】
Rigoukaze00



■297壽且昌=じゅにしてかつさかんなり
寿命長く、その上に栄えている。【郝経・元】
Zm_36



■298敦教義=あつくぎをおしう
ねんごろに物の道理を教え聞かせること。【周處・漢魏六朝】
Zm_34



■299表壽徴=じゅちょうをあらわす
寿命が長いことを表示すること。【丘濬・明】
Zm_10



■300敦詩書=ししょにあつし
詩経および書経に心を寄せて精通していること。【陸績・漢魏六朝】
Zm_7



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  <三文字 (7) 目次> 本コーナーの漢語

301龜游沼 302定心氣 303烟霞侶 304朝野樂 305獻壽盃
306聊自樂 307任所適 308勉而致 309恵而信 310此中佳
311闡彝訓 312松喬福 313勤而整 314守清虚 315梅迎臘
316恬榮利 317思暖律 318忍無辱 319遂其終 320獲嘉榮
321松花酒 322氷合澗 323志欲静 324煖爐曾 325風埃慘
326濯清水 327追涼風 328雨潤時 329天如水 330灑扇風
331菊揚芳 332山色健 333警鶴露 334事欲静 335寬而栗
336日如年 337風洗蒸 338禮許儉 339日閒曠 340菊挺芳
341動作慎 342養恬漠 343文史足 344月養魄 345衣冠中
346蘭飛馨 347延涼颸 348蓮花酒 349避暑會 350謹蓋蔵
 
-------------------------------------------
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


     
三文字(7)



■301 龜游沼=かめぬまにあそぶ
亀が沼地で遊びたわむれている。【李華・明】
Zm_8



■302 定心氣=しんきをさだむ
心が落ち着いていること。【月令】
Me302



■303 烟霞侶=えんかのりょ
山水の景色などを楽しみ愛でる友。隠士をいう。 【~・唐】
Zm







■304 朝野樂=ちょうやのたのしみ
朝廷や民間のよろこび。上下のたのしみを指す。【~・清】
Zm_35



■305 獻壽盃=じゅはいをけんず
お祝いの盃を奉納すること。【羅隠・唐】
Zm_33



■306 聊自樂=いささかみずからたのしむ
しばらく自ずから楽しむこと。【~・宋】
Zm_3



■307 任所適=ゆくところにまかす
行く先々の所にうちまかす。向うところ敵なし。【曹華・六朝】
Zm



■308 勉而致=つとめていたす
つとめて誠をつくすこと。【~・宋】
Zm



■309 惠而信=けいにしてしんあり
仁愛を施してまことであること。【史記】
Zm_4



■310 此中佳=このちゅうにかなり
或るものをさして「よし」ということ。【盧藏用・唐】
Zm_5



■311 闡彝訓=いくんをひらく
人倫の教えを開き明らかにすること。【庚信・漢魏六朝】
Zm_15



■312 松喬福=しょうきょうのふく
長寿である赤松子と王子喬の二人の福のこと。【馮衍・明】
Zm_13



■313 勤而整=つとめてととのう
つとめて正し、ととのえること。【陶侃・漢魏六朝】
Zm_14



■314 守清虚=せいきょをまもる
潔白にしてわだかまりがないことを守り通すこと。【漢書・漢魏六朝】
Zm_6



■315 梅迎臘=うめろうをむかう
梅が十二月に花を咲かせること。【歐陽氷叔・宋】
Ma315





■316 恬榮利=えいりにてんたり
栄誉や利欲に心が動かされないこと。【孔融・漢魏六朝】
Zm



■317 思暖律=だんりつをおもう
暖かい気候が到来すること。【羅隠・唐】
Zm_3








■318 忍無辱=しのばばはづかしめなし
何事にも忍耐していれば、恥を招くことはありません。【~】
Zm_7



■319 遂其終=そのおわりをとぐ
物事の終末にいたるまで全身全霊で果たすこと。【~・宋】
Zm_13








■320 獲嘉榮=かえいをう
よき繁栄を得ていること。【張潮・清】
Zm






■321
松花酒
=しょうかしゅ
松の花を酒じこみした薬酒のこと。【崔希賢・唐】
Zm_4





■322
氷合澗
=こおりかんにがっす
氷が谷川にはりつめている様。【朱超道・漢魏六朝】
Zm_2




■323 志欲静=こころざしはせいならんとほっす
静なることを本心望んでいるのです。【~・漢魏六朝】
Zm



■324 煖爐曾=だんろかい
陰暦十月一日に催される酒宴のこと。ろびらき。【歳時記・漢魏六朝】
Zm_3






■325 風埃慘=ふうあいさんたり
風によって舞い立っているほこりが、暗く物寂しい様子。【温庭筠・唐】
Zm_6




■326 濯清水=せいすいにあらう
清らかな水で洗い落とすこと。【仲長統・漢魏六朝】
Zm_3



■327 追涼風=りょうふうをおう
涼しい風をたずねまわること。【~・漢魏六朝】
Ma327





■328 雨潤時=あめときをうるおす
雨が降って気持ちよく潤っている様子。【曹植・漢魏六朝】
Zm_4



■329 天如水=てんみずのごとし
秋の夜空などの澄み渡っている様をさす。【許亶・唐】
Zm_5



■330 灑扇風=おうぎにそそぐかぜ
扇または団扇に吹きあたる風のこと。【王元寶・唐】
Zm_18



■331 菊揚芳=きくほうをあぐ
菊の花が香りを放っている様。【潘岳・六朝】
Zm_2


■332 山色健=さんしょくけんなり
秋の山を指していうことば。【韋荘・唐】
Zm_4




■333 警鶴露=けいかくのつゆ
秋の気配のこと。【夏候湛・六朝】
Zm_3


■334 事欲静=ことはせいをほっす
物事は静かなるのがよい。【~】
Zm_5



■335 寬而栗=かんにしてりつ
寛大であるが、しかも厳重なること。【~】
Zm_17



■336 日如年=ひとしのごとし
夏の日長をさしていうことば。【唐庚・宋】
Zm_4



■337 風洗蒸=かぜじょうをあらう
蒸し暑さを風が吹いて洗い流してくれること。
【蘇東坡・宋】
Zm_6



■338 禮許儉=れいはけんにゆるす
礼儀作法は厳格であるべきです。【~】
Me338





■339 日閒曠=ひにかんこう
静かなる日々にして、ゆるやかに過ぎてゆくこと。【温庭筠・唐】
Zm




■340 菊挺芳=きくほうをていす
菊の花が咲いて香気を放っている様。【李顒・唐】
Zm_2



■341 動作慎=どうさはつつしめ
何かにつけて、身の活動は慎重にするべきである。【~】
Me341





■342 養恬漠=てんばくをやしなう
心を静かにして欲の少ない徳を養ってゆくこと。【慮同・唐】
Zm_4



■343 文史足=ぶんしたる
文史が充分に身についていて不足がないこと。【東方朔・漢魏六朝】
Zm_6 



■344 月養魄=つきはくをやしなう
新月(死魄)からだんだんと明月となってゆく様をいう。【~・漢魏六朝】
Zm_7



■345 衣冠中=いかんのうち
衣冠すなわち礼服(宮中での勤務装束)を着ているとのこと。【~】
Zm



■346 蘭飛馨=らんけいをとばす
蘭の花が薫り高い花気を周り一面に放っている様。【~・唐】
Zm



■347 延涼颸=りょうくをひく
涼しい風をひきよせること。【~・宋】
Zm_2



■348 蓮花酒=れんげのさけ
蓮の花を混ぜて醸造させた酒。【房壽・唐】
Zm



■349 避暑會=ひしょのかい
暑さをさける寄り合い。【開元遺事・唐】
Zm_5


■350 謹蓋蔵=かいぞうをつつしむ
注意深く思い巡らせること。【~・漢魏六朝】
Zm_4


   
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 <三文字 (8) 目次> 本コーナーの漢語

351鑒澄潭 352鯉魚風 353魚負氷 354月送涼 355朝取涼
356好於秋 357月可玩 358清入骨 359禦烈日 360弄清泉
361乾屎橛 362帰去来 363觀自在 364一字師 365星斗寒
366揚州鶴 367覿面事 368森々地 369湛々地 370不應世
371主看客 372客看客 373禿屢生 374自然人 375得便宜
376客看主 377
客作漢 378鏌鎁劍 379太高生 380奇特事
381帖々地 382閒不徹 383漆桶輩 384掠虚漢 385向道士
386眞坐人 387一轉語 388雨滴聲 389可惜許 390
花薬欄
391解打鼓 392何似生 393露堂々 394赤洒洒 395塗毒鼓
396体中玄 397白拈賊 398不失花 399也太奇 400没絃琴

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      三文字(8)




■351鑒澄潭=ちょうたんにかんす
澄み切った水面に自分の姿を映してみる。【陸紹珩・清】

Z32





■352
鯉魚風
=りぎょふう
陰暦9月に吹く風をさしていう言葉。【~・唐】

Zm






■353
魚負氷
=うおこおりをおう
冬を形容していう語句。【鄭康成・漢魏六朝】

Zm_3




■354
月送涼
=つきりょうをおくる
秋の月の涼しい様をいう。【任翻・唐】

Zm_4





■355
朝取涼
=あさにりょうとる
朝方に納涼すること。【~・清】
Zm





■356
好於秋
=あきよりもよし
秋よりも夏を好んでいうことば。【陸亀蒙・唐】
Zm




■357
月可玩=つきもてあそぶべし
月を愛でて楽しむべきです。【欧陽詹・唐】
Zm_2




■358
清入骨
=せいほねにいる
骨に染込むような清らかさ。清氣が極めて高い様をさす。【~・唐】
Zm




■359
禦烈日
=れつじつをふせぐ
夏のはげしい熱気を防御すること。【司馬温公・宋】
Zm




■360
弄清泉
=せいせんをろうす
清らかな泉を散策したり、楽しむこと。【呉子和・明】
Zm_2




■361乾屎橛=かんしけつ
乾屎橛は糞かきべらのこと。糞は不浄なものだが無くてはならない。正に仏である。「仏とは」に対する雲門文偃禅師の答え。 【無門関・宋】
Zm





■362帰去来」 (ききょらい)
田園に隠棲する気持ちを歌った陶淵明の詩「帰去来辞」(帰りなん、いざさあ帰ろう)に由来する。去来とは去ることと来ること~往来(ゆきき=行ったり来たりする)の意。苦悩を離れて自己本来の安楽の境地に帰ろうという誘いでもある。碧巌録にも「南北東西帰去来」の語句がある。【陶淵明・漢魏六朝】【碧巌録・宋】
Zm_2





■363觀自在」(かんじざい)
もろもろの存在を観ることが自由自在である。人間的欲望の束縛から離れて何事にも捕らわれないこと。觀自在菩薩のこと。【般若心経・】
Photo




■364
一字師」(いちじのし)
詩・文章において不適切なところ(一字)を直してくれる人。長幼に関係なく、指摘をしてくれる人を尊敬すること。【五代史補・唐代後】
Zm_3





■365星斗寒」(せいとさむし)
寒々と星が光っている冬の夜空のこと。斗は星宿の名で、北の七星を北斗星と呼ぶ。【李中・唐】
Zm





■366揚州鶴」(ようしゅうのつる)
昔の中国で客人の一人が希望を述べた~有り余るお金を持って都の楊州へ鶴に乗って行きたいと。決して実現しない妄想の意をさす。【蘇東坡・宋】
Zm_2





■367覿面事」(てきめんのこと)
当面に対座している、まのあたりの一大事。誠の自分を見極めることが大切である。【趙州録・唐】
Zm_3





■368森々地」(しんしんち)
外界のものが身近にあるように、明白かつ具体的に見えてくること。【趙州録・唐】
Zm_3





■369湛々地」(たんたんち)
満潮も干潮もなく、潮の増減のなくなった状態をいう。不生不滅の絶対空の世界でもある。【洞山録・唐】
Ma690





■370不應世」(よにおうぜず)
世間と自己との対立心が全くなくなった世界。仏道修業の確立により達成される世界をいう。【趙州録・唐】
Zm_6





■371主看客」(しゅきゃくをみる)
優れた指導者(師家)が、つまらない学人(修業者)の本性を看破ること。【臨済録・宋】
Me371




■372客看客」(きゃくきゃくをみる)
学人(修業者)も指導者(師家)も供に分からずやであること。【臨済録・宋】
Zm




■373禿屢生」(とくるせい)
馬鹿者!僧を罵倒する叱咤言葉。【臨済録・宋】
Zm_2




■374自然人」(しぜんじん)
生滅のない者を自然と呼ぶことから、仏を指して自然人という。【金鞭指街・江戸時代】
Zm_3






■375得便宜」(とくべんぎ)
相手の隙、盲点をついて得をすること。油揚げをさらう鳶になること。逆にしてやられることが「落便宜」。【寒山詩・唐】
Zm_5





■376「客看主」(きゃくしゅをみる)
優れた学人が、師家(指導者)のつまらぬ所を見破ること。【臨済録・宋】
Zm_3






■377客作漢」(きゃくさかん)
主家地主の田畑を借りて耕作する小作人のこと。【寒山詩・唐】
Ma770





■378「鏌鎁劍」(ばくやのけん)中国の呉に実在した名剣の刀鍛冶・鏌鎁にちなんで、理智を一刀両断する第一人者の例えに使われる。【洞山録・唐】
Mm






■379太高生」(たいこうせい)
たいそうなお値段だの意。生は助辞である。【臨済録・宋】
Mm






■380奇特事」(きとくじ)
深遠にして微妙なること。特に優れて珍しいこと。【雪竇頌古・平安時代】
Mm_2





■381帖々地」(じょうじょうち)
ゆったりと構えて落ち着いている様子。【大慧書・宋】
Mm_3





■382閒不徹」(かんふてつ)
極めて閑静であること。限りなくのんびりしている様。宋時代の語録「雲在嶺頭閒(閑)不徹 水流澗下太忙生」(山上に浮かぶ静かな雲の様子と忙しく流れる水の対照的な様子)による。【虚堂録・宋、葛藤語箋・江戸時代】

Ma82






■383漆桶輩」(しっつうのやから)
仏を拝むにも真っ暗闇の漆桶のなかに入り込んで仏の在り処が見えない人々。仏法がわからないわからずやのこと。【大慧書・宋】
Mm_2







■384掠虚漢」(りゃくきょかん)
目指すものに手が届かず、空振りばかりしている男のこと。腰が坐らないおっちょこちょいを指す。【雪竇頌古・平安時代】
Mm_3






■385向道士」(こうどうのし)
仏道に向かい一心に修業邁進している人のこと。同志がいなければ、軒下の石を同志とせよと教えている。【日本洞上聯灯録・鎌倉時代】
Ma385





■386眞坐人」(しんざにん)
身心脱落こそ真の坐である。中途半端な人身の坐、人心の坐であってはならない。【大珠慧海・唐】
Mm






■387一轉語」 (いってんご)
心機を一転させる語。迷いを転じて悟りを 開かせる一語。【碧巌録・宋】
Mm_2





■388雨滴聲」(うてきせい)
雨だれの音をそのまま「雨音」と答えた修業僧に対する師匠の嘆息。外界にとらわれて自分を見失ってはいけないという教え。【碧巌録・宋】
Mm_3







■389可惜許」(かしゃくこ)
もったいない(惜しい)ことをしたの意。許(呼)は感動表現の助詞です。【碧巌録・宋】
Mm






■390花薬欄」(かやくらん)
柵で囲われた美しく咲く芍薬の植え込みのこと。「花薬」は芍薬のこと。雲門禅師が「毘盧舎那仏(ビルシャナブツ)とは如何に」との問いに「花薬欄」と一言答えたとされる。雑草の花でも、色を誇る事もなく競う事もなく、ありのままの姿こそ仏性であるとの意。「雲門花薬欄」という禅の公案の一つになっている。【碧巌録・宋】

Ma900






■391解打鼓」(かいだく)
禾山禅師の「ワシは太鼓を打つ事が出来るんだ!」との三度同じ返答に基ずく。何の変哲がないことがわかって初めて悟りの入口である。【碧巌録・宋】
Mm_3







■392何似生」(かじせい)
「どうなのか」などの意味を表す「何似」のあとに接尾語「生」がついた言葉。「如何」などと同義であり、「どうなのだ」と相手に状態・所見を尋ねる時に使う。【祖堂集・唐/宋】
何に例えようもない自分とは一体何なのか、という禅の考案(問題)でもある。絶対のものはなく全て比較対称あってのことのようですが、絶対なるものを探求するところに前進があるのです。【碧巌録・宋】

Mm







■393露堂々」(ろどうどう)
全てのものが少しも隠れることなくむき出しになっている様子。真理とか大道とか悟りなどは高くて遠い所ではなく、一点隠すところもなく目の前に堂々と現われているのです。前句に「明歴々」がつく。【従容録・宋】
Mm66









■394赤洒洒」(せきしゃしゃ)
一糸纏わぬ裸のように、まっさらで曇りのない純真な様の事。一切を放下して到達できる純真無垢で赤子のように無邪気な境涯をさす。煩悩や妄想が全くなく正常であること。何物にもとらわれない自在無碍の状態でもある。【碧巌録、五燈会元・宋】

Ma394







■395塗毒鼓」(ずどっこ)
怖ろしい毒が塗られていて、その音を聞いた人は死んでしまうといわれる鼓。しかし不気味な音と捉えず、心中の毒欲賊を殺して清浄な心にする音として捉えることである。仏の説法は聞く者の迷妄・執着・貪欲などを消し去ることから、このように呼ばれる。【涅槃経・、禅林僧宝伝・明】

Mm22







■396体中玄」(たいちゅうげん)
玄とは奥深いもののことで、絶対真理・悟りを意味する。臨済録には「玄中玄(根本真理の秘在)」「句中玄(文言表記の悟り・真理:経典、仏語)」「体中玄(身体行動の悟り・真理)」の三玄門がある。体中玄を人格化したのが観世音菩薩である。【臨済録・宋】

Mm33







■397白拈賊」(びゃくねんぞく)
白昼の盗人のことに例えて、師家の賛辞に使われる。師家の仕事は修業者の煩悩妄想を奪い取ってやること、又開悟の妨げや気負いを本人にも分からずに抜き取ってやることである。与えることより奪うことが上手であり、大泥棒やスリに似ているとの賛辞である。臨済禅師はこの名により称えられる。【碧巌録・宋】

Mm44






■398不失花」(うせざるはな)
花とは芸術的魅力であり、美の象徴である。芸術家にとって花は命であり、花を失ってはだめだということである。能楽師世阿弥元清の秘伝書「風姿花伝」中の言葉「失せざらむ花を持ちたるしてならば天下の名望を得」による。【風姿花伝・足利時代】
Mm11







■399也太奇」(やたいき)
またはなはだきなり~とも訓読される。「まことに奇妙(不思議)だ」という驚き、讃歎のことば。雲巌禅師の見事な説法に感銘した洞山禅師の讃辞の一偈で有名となる。【洞山録・唐、五燈会元・宋】
Mm22







■400没絃琴」(ぼつげんきん)
没は無の意であり、無絃の琴である。無絃の琴では音は出ないのだが、心音にて聞き取る意である。百千万語ならべても説明できない禅の妙旨を、象徴的に簡潔にあらわすことを没絃琴を弾ずるという。釈迦の拈華を読み取った迦葉の破顔微笑などがこれに当たる。【陶淵明・漢魏六朝】
Mm33





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三文字 (9)

9

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 <三文字 (9) 目次> 本コーナーの漢語

401合同船 402看木雁 403風露香 404王寶剣 405喫粥了
406文彩露 407也風流 408雲門関 409一片雲 410黒漫漫
411州云無 412虚其心 413閑葛藤 414関棙子 415関中主
416知天命 417是什麼 418雲片片 419把不住 420鉄餕饀
421本来人 422必有隣 423福寿海 424無賓主 425力口希
426無所得 427老古錐 428一二三 429無別事 430一条鉄
431那一人 432白的的 433那一宝 434万年松 435在眼前
436玄中玄 437的的意 438平常道 439不是仏 440没絃琴
441無所住 442未徹在 443清寥寥 444墻外底 445且緩緩
446作麼生 447山是山 448水中月 449浄裸裸 450恁麼去

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      三文字(9)




■401合同船」(ごうどうせん)
唐の粛宗皇帝の死後の要望に対する彗忠和尚の信任厚い弟子僧侶の答え語句。合同船とは乗り合い船のことであり、乗客お互いのマナー・エチケットが最重要である。即ち、人民が良好なマナー規律の有る国作りを合同船に例えたのである。また、肩書きや優劣などの差別がなく、一切のとらわれのない自由無碍な心の状態をいう。【碧巌録・宋】
Mm44







■402看木雁」(もくがんをみよ)
中庸の保身術(処世術)を進める語句。木雁とは<役に立つ樹木は伐採されるが不材は伐採されずに助かる。又よく鳴く雁は助かるが、鳴かない雁は殺される。という荘子の寓話がある。有能で目立ちすぎてもいけないし、無能で役立たずでも駄目、その中間くらい即ち<材と不材の中間>がいいとの事である。【沢庵和尚・江戸時代】
Mm44









■403風露香」(ふうろかんばし)
千宗易が利休居士号を勅賜された時の、大徳寺・古渓和尚よりの賀頌句「風露新たに香る隠逸の花」よりの引用。露を帯びて咲く隠逸花(菊のこと)の気高い香りを、利休居士の風格に例えた祝福の言葉である。【古渓和尚・安土桃山時代】
Mm11







■404王寶剣」(おうほうけん)
いかなるものを一刀両断しても、金剛王寶剣の切れ味はその痕跡をとどめない。一切の煩悩妄想を忽ち断ち切ってしまう一喝は、そのような働きがある刀とのこと。【臨済録・宋】
Mm22








■405喫粥了」(きっしゅくりょう)
趙州和尚の問い「食べたか」に対する弟子の答え「はい食べました」の意。これに対して趙州和尚は「では茶わんを洗おう」という。当たり前のことから始め様との教えである。【無門関・宋】
Mm11







■406文彩露」(もんさいあらわる)
大自然の法理は言葉では説明しがたく、もし言葉として発表されたら、真実から離れてしまい汚染されるのです。【洞山録・唐】
Mm22







■407也風流」(またふうりゅう)
一見変哲のない力の抜けた処、不恰好な所にこそ、得も云はれぬ味いのある風流さが満々としているとの意。「不風流処也風流」からの引用である。【碧巌録・宋】
それもまた風流だの意。「有意気時添意気 不風流処也風流」(意気ある時意気を添え、風流ならざるところ也風流:厳しい時は徹底した厳しさがよいが、力を抜いているのも又味があっていいものだ。=五灯会元等)が出典。【五灯会元、拈八方珠玉集・宋】
Mm33






■408雲門関」(うんもんのかん)
雲門禅師が修行者を導くために用いていた関門のこと。迷いも悟りも超えたところにある唯一絶対の場所。【碧巌録・宋】
Ma34






■409一片雲」(いっぺんのくも)
ひとひらの雲。わずかな煩悩。雲は広大にして清らかな仏心の傍らを去来する妄想・執着に例えられる。【五燈会元・宋】
Mm35






410黒漫漫」(こくまんまん)
あたり一面真っ暗闇に覆われている様子。知恵の光が差し込む余地がない程、全く無知の状態。漫漫ははるかに広くて際限がない様子をいう。【臨済録・宋】
Mm36









411州云無」(しゅういわくむ)
ある僧が趙州和尚に「犬にも仏性がありますか」との問への返答「無い」で有名。「趙州無字」でも知られる。【無門関・宋】
Mm37



412虚其心」(そのこころをむなしくす)我欲や執着に汚れているため、自らの心の働きをなくしていること。利己心を忘れて、真理の求道者になりなさいとの戒めである。聖人による政治のあり方についての老子の言葉「其の心を虚しくして、其の腹を実たす」による。【老子・】
Mm38





■413閑葛藤」(かんかっとう)
修業の邪魔になる無駄なもの、無用の文字・言句のこと。「閑」は無用・無駄のこと、「葛藤」は木に巻きついて枯れさせるカズラ・フジのつるである。禅宗では、真理探究の邪魔になる文字・言葉に束縛されることをさす。【景徳伝灯録・北宋】
Ma39






■414関棙子」(かんれいす)
通りにくい関所を通り抜けるための鍵のことであり、転じて仏法の中で最も大切なところをさす。真理についての見方を転回させる要所(カギ)の意味でもある。【碧巌録・宋】
Ma40






■415関中主」(かんちゅうしゅ)
関門・要所における主体となるものであり、大事な教えを体得する時に主となって働くものである。本来誰でもが具え持っている真実の自己である。修行者に対して「関中の主を放出せよ」と師が言って、実力を引き出させようとするのである。【碧巌録・宋】
Ma41






■416知天命」(てんめいをしる)
天が自らに与えた使命を知ること。論語為政篇の語句「15にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る、60にして耳順う、70にして心欲する所に従えども矩を超えず」に基ずく。【論語・】
Ma42






■417是什麼」(これなんぞ)
これは何か?どういうことか?などの目の前のものへの問い掛けや、言葉の真意を尋ねる場合に使われる。前後に様々な語をつけて疑問文を作る。【碧巌録・宋】
Ma43






■418雲片片」(くもへんぺん)
雲がぽっかり浮かんでいるのどかで、あるがままの光景。「白雲片片嶺上飛」「一峰雲片片・・」などの句中に見られる。【東山演和尚語録・明】
Ma44






■419把不住」(はふじゅう)
掴みきれないで自分のものにできないこと。禅語では、相手の考えを取り込めない時に使われる。「把住」「把得住」の否定形である。【碧巌録・宋】
Ma45






■420鉄餕饀」(てつさんとう)
鉄で作った饅頭。非常に硬くて全く歯が立たないもの、手が付けられないものの例え。転じて、この上なく堅固な仏の本性のこと。五祖法演が真理探究の様子を「鉄餕」と描写している。【碧巌録・宋】
Ma46






■421本来人」(ほんらいじん)
常に生き生きと現れる人間の根源的主体。煩悩や執着、言葉による修飾を捨て切って現れる本来の自己。臨済義玄の語句「無位真人」「無依道人」と同義。「無門関」「寒山詩」などに用例あり。【仏眼語録・宋】
Ma47





■422必有隣」(かならずとなりあり)
「論語・里仁篇」にある「徳不孤必有隣」よりの語句。徳のある人格者は孤独になることはなく、志を同じくする人が周りに集まってくるのである。【論語・】
Mm48






■423福寿海」(ふくじゅかい)
福徳が海の如く満ち溢れていること。正月・慶事に用いられる吉語である。観世音菩薩の力についての一節「福聚海無量」よりの語句。【観音経・】
Mm49






■424無賓主」(むひんじゅ)
主人(師)と客(弟子)との関係を超越して、両者の関係が対等になること。賓と主が相互に入れ替わるのを「賓主互換」、入れ替わることなく区別がされている状態を「賓主歴然」という。【景徳伝灯録・北宋】
Mm50






■425力口希」(りきいき)
千利休が切腹自刃する3日前に書き残した辞世の偈「人生七十力口希咄……」よりの句。雲門広録からの借用であろう。【雲門広録・唐//千利休辞世・安土桃山】
Mm51






■426無所得」(むしょとく)
得るところがなく、心で捉えるものもないこと。とらわれの心がない自由な境地をさす。一般には収入がなく手に入れるものがない意味であるが、仏教では執着のない理想的境地と解釈される。【般若心経・】
Mm52





■427老古錐」(ろうこすい)
使い古した錐であり、長期間使い込んで鋭さがなく先が丸くなった錐のこと。転じて、鋭い力はないが円熟した力を持つ禅の師のこと。老齢の禅僧への親愛敬称にも用いられる。
「閑古錐」と同義。【碧巌録・宋】
Mm53






■428一二三」(いちにさん)
あるがまま、当たり前のこと。取り立てて表現しようがない究極の境地。【碧巌録・宋】
Mm54






■429無別事」(べつじなし)
特に変ったことはない。厳しい修行を積んで悟りの境地を得た後、更に進むと特別に変らない元の平凡な世界が広がっている状態。蘇東坡の詩「~到得帰来無別事~」一節よりの語句。【蘇東坡集・宋】
Mm55






■430一条鉄」(いちじょうのてつ)
どこまでも果てしなく続く一枚の鉄であり、少しの混じりのない天地一体の境地を表す。純粋無雑な精神統一が保たれている状態のことでもある。【人天眼目・宋】
Mm56






■431那一人」(ないちにん)
あの人。各自一人一人が持っている真実の自己、本来の面目のこと。「無位真人」と同義。「那」は近くにないものの指示代名詞。「それ・その・あれ・あの」など。【趙州録・唐】
Mm57






■432白的的」(はくてきてき)
鮮やかな白さ、この上ない純真さを表す言葉。「的的」は明らかではっきりしていること。【碧巌録・宋】
Mm58






■433那一宝」(ないっぽう)
あの宝物。仏により説き示され伝えられてきた大切な教え(宝物)のこと。心中にある尊い仏の本性(仏性)をも指している。【雲庵禅師録・元】
Mm59






■434万年松」(まんねんのまつ)
青々とした姿を保ち続ける松の性状を称賛する語句。私達の内心にある本性も、いつまでも瑞々しい生命を保っているのです。「千年竹万年松」よりの引用句。【五燈会元・宋】
Ma60


■435在眼前」(がんぜんにあり)
目の前にはっきりと現れていること。禅語録においては「在目前」の表記が圧倒的に多い。【楞伽師資記・唐】
Ma61






■436玄中玄」(げんちゅうげん)
「玄」は容易に窺い知ることのできない奥深いものであり、根本的な真理、深い悟りの境地である。その奥深い真理がはっきりと現れないで、静かに保持されている状態を「玄中玄」という。「句中玄」「体中玄」と共に「三玄門」と呼ばれる。【臨済録・宋】
Ma62






■437的的意」(てきてきのい)
明確にしてほんとうの趣旨、大切な要点のこと。禅問答「如何是祖師西来的的意」(祖師=達磨大師が西=印度から来た本当の趣旨は何か)などの真意を尋ねる用例が多い。【趙州録・唐】
Ma63






■438平常道」(びょうじょうどう)
日常の中に在る真理のこと。当たり前のことを淡々と行う中に真実の働きがあるのです。【無門関・宋】
Mm64






■439不是仏」(ふぜぶつ)
仏ではないものを指す。「即心即仏」「非心非仏」などの教えを批判的に扱った言葉である。【碧巌録・宋】
Mm65






■440没絃琴」(もつげんきん)
絃のない琴であり、転じて言葉によらないで伝えられる教えのこと。陶淵明の語句とされる
「絃も柱もない琴の無音の味わい」という故事に基ずく。禅宗の「不立文字」を象徴する言葉である。【南朝梁/昭明太子「陶靖節伝」・漢魏六朝】
Mm66






■441無所住」(むしょじゅう)
どこにもとどまらず、何物にも執着しないこと。金剛経の一節「応無所住而生其心」(まことに住む所なくして其の心を生ず)による。【金剛般若経・】
Mm67






■442未徹在」(みてつざい)
まだ徹していなく不十分なこと。修行による力が及第点に達していない時に弟子に対して師が発する言葉。「在」は強調助詞である。【五家正宗賛・宋】
Mm68






■443清寥寥」(せいりょうりょう)
極めて清らかでさっぱりしている様子。人柄が澄明はっきりしている様。「清寥寥白的的」の表現で用いられる。【大慧武庫・宋】
Mm69






■444墻外底」(しょうげてい)
垣根の外という意。真実の世界は眼に見える所だけでなく、外の至る所に満ちているという教えの言葉。「真実とは?」に対する趙州禅師の答えである。【趙州録・唐】
Mm70




■445且緩緩」(しやかんかん)
まあゆっくりやったらどうですかの意。「且」は『まあまあ、とりあえずは』などの語気を和らげる言葉である。【雲門広録・唐】
Mm71






■446作麼生」(そもさん)
どうなのか?どのようにするか?。如何の意。古の禅僧の言葉に対して「意作麼生」(その意味はどういうことか?)と尋ねるのが定例である。【臨済録・宋】
Mm72






■447山是山」(やまこれやま)
山は山そのままで完全な姿であり、一切のものがそのままの形で完結しているとの象徴的表現である。「山是山水是水」「天是天地是地」「僧是僧俗是俗」などあり。【大慧武庫・宋】
Mm73






■448水中月」(すいちゅうのつき)
水に映る月であり、形は見えても捕まえることができないものの例えである。自力では存在できず、他の条件により現れることができる他の例として、鏡中の花、陽炎、夢の中の像などがある。【臨済録・宋】
Mm74






■449浄裸裸」(じょうらら)
すっかり(一糸もまとわぬ)丸裸。洗われて全く垢がないことから転じて、煩悩妄想がない真実ありのままの姿のこと。「赤洒洒」と共に用いられてその意味を強める。【碧巌録・宋】
Mm75






■450恁麼去」(いんもにしさる)
この(その)ようにする、この(その)ようにしてしまうの意。「恁麼」とは<この(その)ように>の意であり、「恁麼去」にて<この(その)ようにしてやって来た>の意でもある。【無門関・宋】
Mm76







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三文字 (10)

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 <三文字 (10) 目次> 本コーナーの漢語

451玄又玄 452天無私 453天行健 454鉄心肝 455雪月花
456雪片片 457孤迥迥 458賊知賊 459雪団打 460聴松濤
461担板漢 462撃竹声 463太忙生 464鉄崑崙 465句中玄
466傾枝露 467故城秋
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      三文字(10)




■451玄又玄」(げんのまたげん)
幽玄なる原理のさらに奥に在る最高原理のこと。「玄」の原意は赤を含む黒色であり、転じて外からは窺い知れない奥深いものをいう。「老子」においては、宇宙の万物を生み出す根本「道」のこと。【老子・】
Mm93






■452天無私」(てんわたくしなし)
天は公正であり、私心で差別することなく全てのものを等しく育てているの意。帝王の徳についての孔子の「三無私」(天に私覆なく、地に私載なく、日月に私照なし)に基ずく。【礼記・】
Mm94






■453天行健」(てんこうけんなり)
太陽や月星などの天体の運行は確実であり、春夏秋冬の推移も絶え間なく続いていること。これと同じく人間の私達も、気を抜かないで弛まない努力を続けなければならないとの教訓である。【易経・】
Mm79






■454鉄心肝」(てつしんかん)
ゆるぎない鉄のような精神を持っている人のこと。仏教の修行において、求道心が堅固な人を指す。「心肝」は精神のこと。【江湖風月集・宋】
Mm92






■455雪月花」(せつげつか)
~雪・月・花~四季の自然美の総称でもある。白居易詩「殷協律に寄す」の一節「雪月花の時、最も君を憶う」よりの語句。道元の歌「春は花、夏ほととぎす秋は月、冬雪冴えて冷しかりけり」も有名。【白居易詩・唐】
Mm81






■456雪片片」(ゆきへんぺん)
空から一ひら一ひら舞い落ちる雪。静かに降る雪の一片一片の様子。【碧巌録・宋】
Mm82






■457孤迥迥」(こけいけい)
はるか遠く離れて孤立している様子。広大で深遠なる様。妄想・貪欲・執着を離れて、はるかに高い境地に達した修行者の形容表現である。「迥迥」は遠くてはるかなる様子を表す。【従容録・宋】
Mm83






■458賊知賊」(ぞくぞくをしる)
優れた禅者は同じ力量を持つ禅者を見分けることができる。賊とは盗賊ではなく、他人の妄念・執着を奪う力の在る優れた禅者を称える表現である。【碧巌録・宋】
Ma84






■459雪団打」(せつだんだ)
雪の塊(玉)をぶつけること。ヒントを与えても気付かない修行者への、正しい教えに導く戒めの行為である。【碧巌録・宋】
Mm85






■460聴松濤」(しょうとうをきく)
波音の如き松風の音を聞く。松樹を吹き抜ける風の音は、古来より禅者の心を捉え詩句に取り入れられている。【寒山詩・清】
Ma86






■461担板漢」(たんばんかん)
板を肩に担ぐと反対側が見えなくなることに例えて、物事を一面からしか見ることのできない視野の狭い人をいう。又、自分の主義主張にこだわる人を指す。【碧巌録・宋】
Mm95






■462撃竹声」(きゃくちくのこえ)
竹を打つ音のこと。「父母未生已前本来面目」の禅問答に悩んでいた香厳智閑が庭掃除の時に開悟したといわれる石が竹に当たる音。【(宗門)聯灯会要・宋】
Ma88






■463太忙生」(たいぼうせい)
とても忙しそうな様子のこと。山上に浮かぶ雲のゆったりした様と、谷川のあわただしい水流の様の対比から出た語句。「雲在嶺頭閑不徹 水流澗下太忙生」(雲は嶺頭に在りて閑不徹 水は澗下に流れて太忙生)に基ずく。【虚堂録・宋】
Mm89






■464鉄崑崙」(てつこんろん)
崑崙から産出されるこの上なく硬い鉄の玉のこと。転じて、私達誰もが有している堅固不変な仏の本性を指している。この仏の本性を行住坐臥により常に保つよう教えている。【五燈会元・宋】
Mm90






■465句中玄」(くちゅうげん)
文字や言葉で表された真理のこと。経典の内容や禅語録の語句などのこと。「玄中玄」「体中玄」と共に「三玄門」と呼ばれる。【臨済録・宋・】
Mm91





■466傾枝露」(けいしのつゆ)
枝もたわわに傾くように宿る露の秋景色。【宋孝武・南朝宋】
Mm466





■467故城秋」(こじょうのあき)
古びた城の見える秋景色。故郷の秋を指していうこともある。【崔道融詩・唐末】
Mm467





■468








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