« 五文字 (5) | トップページ | 五文字 (3) »

五文字 (4)

Za
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
    
    <五文字 (4)
目次> 本コーナーの漢語

151治而不忘亂     152松潭月色涼     153風過樹頭搖
154虎口裏横身     155林泉遯世閑     156淸神茗一杯
157澄懐屏塵慮     158室閑茶味淸     159莫福於小事
 
160柔弱勝剛強     161心正則筆正     162履霜堅氷至
163刑期于無刑     164逍遙思慮閑     165拙是巧之方
166樂意在泉石     167人生貴適意     168眞玉泥中異 
169霜降山水淸     170治道尚玄黙     171山水有淸音
172聞一以知十     173去者日以疎     174人之生也直
175萬里無寸草     176疎星弄寒芒     177寒巖一樹松
178終年林下人     179萬物備於我     180只在布衣中
181識字憂患始     182四海皆兄弟     183逝者如斯夫
184心外無別法     185林中不賣薪     186山静似太古
187幽州猶自可     188開門而揖盗     189到江呉地盡
190山中無暦日     191閑中日月長     192餘事作詩人
193逐鹿不見山     194樹倒猢猻散     195驟雨不終日
196行不言之教     197書者心畫也     198氷炭不同器
199切問而近思     200先難而後獲


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
------------------------------------
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 五文字(4)



■151治而不忘亂
=ちにして らんをわすれず
太平無事のときに、乱世の心がけを忘れないようにしておく。【易経】

Zam



























■152
「松潭月色涼」

=しょうたんげっしょくすずし
月は松影を淵にうつして涼しい。【孟貫】

Zam_5


























■153
風過樹頭搖

=かぜすぎて じゅとううごく
徳風になびく形容。【碧厳録】
Zam                  













■154
虎口裏横身

=ここううらに みをよこたえる
命を捨ててかかる。大死一番。【碧厳録】

Zam_2
























■155
林泉遯世閑

=りんせんよをのがれてかんなり
俗世間をさけて、山林泉流の閑地に楽しむ。【耶律楚材・元】
Zm_6







■156淸神茗一杯
=かみをきよくす みょういっぱい
一杯の茶をすすれば、心気は自ら清まる。神は精神・心気のこと。【栖霞】
Zam_3
























■157
澄懐屏塵慮

=ちょうかいじんりょをしりぞく
澄み切った心境には、世俗的な雑念が取り除かれて、一点のくもりもない。【汪棣】
Zam_3














■158
室閑茶味淸

=しつかんにちゃみきよし
静かな部屋に茶の香りが清らかに漂っている。【周天度】
Zam



























■159
莫福於小事

=ことすくなきより ふくなるはなし
心辺にごたごたが少ないのが一番の幸福である。【菜根譚】

Zam





















■160
柔弱勝剛強

(にゅうじゃくはごうきょうにかつ) 強そうなものは意外と脆く、弱そうなものは意外に強い。 弱者は無理せず謙虚に、細心の注意うを払うので逆転のチャンスあり。「柔よく剛を制す」(三略兵法書)と同義。【老子】
Me160






■161
心正則筆正

=こころただしければ すなわちふでただし
書法の根本。何事も然りである。【柳公權】
Za_3
















■162
履霜堅氷至
=しもをふんでけんひょういたる
歩いてみて霜がおりたなあと思っているうちに、間もなく堅い氷がはる前兆に用心しないといけない。【易経】

Zm




















■163
刑期于無刑
=けいはけいなきをきす
刑罰の理想は刑罰をなくすることである。【書経】
Zm_2





















■164
逍遙思慮閑
=しょうようしてしりょかんなり
さまよい遊べば、心に雑念がなくなる。【韋應物】
Zm_2
















■165
拙是巧之方
=せつはこれこうのほうなり
稚拙は巧妙に入る方法である。下手は下手なりに努力すれば上達するものである。【高其佩・清】
Zm









■166樂意在泉石=らくいせんせきにあり
我が心を楽しませるものは山水の間にあります。泉石は山水のこと。【呉泰來】
Z


















■167
人生貴適意
=じんせいてきいをとうとぶ
意にかなった快適な人生は貴いものです。【張起岩】
Z_2

















■168
眞玉泥中異
=しんぎょくはでいちゅうにことなり
名珠は泥中にあっても光を失わない。佳人といわれる人は如何なる環境にあっても、その美を放っている。【禅林類聚】
Z_3



















■169
霜降山水淸
=しもふりさんすいきよし
十月にもなると霜が降って山水は清らかになります。【白居易・唐】
Zm









■170治道尚玄黙=みちをおさむるにはげんもくをなおぶ
道をおさめ修養するには、沈静が大切である。【耶律楚材】
Zm_3

















■171
山水有淸音
=さんすいせいおんあり
山間水辺に清らかな音が流れている。【左太沖の句】
Zm

















■172
聞一以知十
=いちをきいてもってじゅうをしる
とても賢いことの例え。「以近知遠(近きをもって遠きを知る:荀子)」も類似語【論語】
Zm

















■173
去者日以疎
=さるものは ひにうとし
この世を去った者や別れた者は、月日がたつにつれて次第に忘れられてゆく。【文選・古詩19首】
Zm






















■174
人之生也直
=ひとのうまるるや、ちょくなり
人間は生まれつきは、誰でも曲がっていない。【論語】
Zm_3


















■175
萬里無寸草
=ばんりすんそうなし
何処まで行ってもわづかな草も生えていないことであり、爽快きわまりない境地=空界無一物の絶対境である。草を煩悩・妄想の例えである。「万里無片雲」と同義語【洞山録・唐//従容録・宋】
Zm_4






















■176
疎星弄寒芒
=そせいかんぼうをろうす
まばらな星影が寒空にまたたいている様。芒は光の意。【蘇軾・宋】
Zm_2






■177寒巖一樹松=かんげんいちじゅのまつ
冬の岩山に一本の松が、青々と立っている。【張憲】
Zm





















■178
終年林下人
=しゅうねんりんかのひと
この世を終えるまで山林の中にくらす人。世捨て人。風流を楽しむ人のこと。【劉禹錫】
Zm11























■179
萬物備於我
=ばんぶつ、われにそなわる
天地間のあらゆる事物の理が、全て我が心にそなわっている。【孟子】
Zm_2



















■180
只在布衣中
=ただふいのうちにあり
真の人物は、民間の中にいる。広辞苑では、布衣とは、官位のない人、庶民のことをいう(昔の中国では庶民は布の衣を着たから)。【屈大均】
Zm



















■181
識字憂患始
=じをしりて、ゆうかんはじまる
人間は自分の姓名が書ける程度に字をおぼえておれば何事もないのに、なまじ多くの字を知り学問などをするから、悩みも生じるのだ。【蘇東坡】
Zm_10
















■182
四海皆兄弟
=しかいみなきょうだい
お互いに相手を尊敬して失礼のないように交際すれば、世界中は皆兄弟になる。孤独なんておさらばだ。【論語】
Zm








■183逝者如斯夫=ゆくものはかくのごときかな
孔子が川辺に立って、昼夜流れてゆく水を眺めて、人生の過ぎやすいことを嘆じた言葉。【論語】
Zm_4


















■184
心外無別法
=しんげむべっぽう
宇宙全体に万物一切は心が映し出したものであり、それ以外の何でもないということ。仏教では、この世界は各自の一心の所現で別法はないことをいう。華厳経にいう「三界は唯一心にして心外に別法無し」に基ずく。心外無法と同義。【華厳経/従容録・十地論・・】
Zm_7


















■185
林中不賣薪
=りんちゅうまきをうらず
林の中では、薪が有り余るほどあるので、売るにも買い手がつかない。「湖上不鬻魚」と対句【淮南子・漢魏六朝】
Zm









■186山静似太古=やましずか、たいこににたり
山居の静かなこと、あたかも太古の時代のようである。【唐庚の句】
Zm_8
















■187
幽州猶自可
=ゆうしゅうなおおのずからかなり
苦しみを回避しようとすると、却って苦しさは深まるもの。宋王朝は金の侵略にたまりかねて、都を幽州から江南に変えた。遷都すると更に苦境になり亡んだ。遷都しない方がましだった。【碧巖集・宋】
Zm_5









■188開門而揖盗=もんをひらいてとうをゆうす
泥棒にわざわざ門を開けて会釈する馬鹿もあるまい。両手をこまねいて会釈するような揖譲の礼も相手によりけりである。主体性のない外交はするべきでない。【呉志】
Zm_3















■189
到江呉地盡
=こうにいたりて、ごちつく
揚子江まで来ると、呉の地はつきるが、対岸には越の山々がなお多く連なっている。一切を尽くしきったところに新たな世界が現れてくるものであり、ものごとには行き止まりはないことの例えに用いられる。「隔地越山多」と対句になる。【唐詩選=高僧詩選・唐】
Zm_7






















■190
山中無暦日
=さんちゅうにれきじつなし
人里はなれた山中に住んでいると、月日の過ぎるのも忘れてしまう。陸游の詩「野人暦日無し、鳥啼いて四時を知る」も同義。【太上隠者】
Zm_6
















■191
閑中日月長
=かんちゅうにちげつながし
閑居して俗事から遠ざかっていると、月日がたつのも悠長である。「壺中日月長」も同意。【邵康節】
Zm
















■192
餘事作詩人
=よじしじんとなる
学問や仕事の余暇をみつけては、詩などをつくる。「多情懐酒伴(多情、酒のともをおもう)」と対句。【韓愈・唐】
Zm_3









■193逐鹿不見山=しかをおうもの、やまをみず
鹿を追う猟師は、それに夢中になって山が目に入っていない。【虚堂録】
Zm
















■194
樹倒猢猻散
=きたおれて、こそんさんず
大樹が倒れると、そこに棲んでいた猿も散っていってしまう。親分が居なくなれば子分は四散してしまう。【談藪】
Zm_4





















■195
驟雨不終日
=しゅううは、ひをおえず
にわか雨は一日中降ってはおらず、じきに止みます。【老子】
Zm_2





















■196
行不言之教
=ふげんのおしえをおこなう
無為自然の教えを施す。【老子】
Zm_4














■197
書者心畫也
=しょしゃはこころのえなり
書は心の投影である。「言者心声也」と対句。「心正則筆正」も同義。【揚子法言・漢魏六朝】
Zm_2









■198氷炭不同器=ひょうたん、うつわをおなじうせず
冷たい氷と熱い炭火は、同じ器に入れられない。「氷炭不相容」(韓非子)と同義。【塩鉄論】
Zm_3















■199
切問而近思
=せつにとうてちかくおもう
実地について、身近に学び且つ反省する。【論語】
Zm_5



















■200
先難而後獲

=かたきをさきにしうるをのちにす
先ず進んで苦労をして、収穫は後回しでよいのだ。【論語】
Zm_4









五文字(4) 終了



次の文字種をクリックして、お好みの場所へお入り下さい。

<六文字(1)>


<五文字(1)> <五文字(2)><五文字(3)>
<五文字(4)>   <五文字 (5)> <五文字 (6)>
<五文字(7)>  <五文字(8)> <五文字(9)>
<五文字(10)> <五文字(11)>  <五文字(12)>
<五文字(13)> <五文字(14)> <五文字(15)>
<五文字(16)> <五文字(17)> <五文字(18)>
<五文字(19)>

<四文字(1)>
 <四文字(2)> <四文字(3)>
<四文字(4)>
 <四文字 (5)> <四文字 (6)>
<四文字(7)> <四文字(8)> <四文字(9)>
<四文字(10)> <四文字(11)><四文字(12)>
<四文字(13)>  <四文字(14)> <四文字(15)>
<四文字(16)> <四文字(17)>

<三文字(1)> <三文字(2)><三文字(3)>
<三文字(4)> <三文字(5)> <三文字(6)>
<三文字(7)>
 <三文字(8)> <三文字(9)>
<三文字(10)>

<二文字(1)> <二文字(2)>

 <一文字>

CONTENTS(目次)   漢語・字句一覧

  
------------------------------------------



V3930

« 五文字 (5) | トップページ | 五文字 (3) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/132709/31920526

この記事へのトラックバック一覧です: 五文字 (4):

« 五文字 (5) | トップページ | 五文字 (3) »