« 五文字 (4) | トップページ | 五文字 (2) »

五文字 (3)

V
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
 <五文字 (3) 目次>  本コーナーの漢語

101善戦者不怒      102攫金不見人     103才全徳不形
104
人事蓋棺定      105必先利其器     106眇眇兮予懐
107
飄風不終朝      108青山白雲人     109朽木不可雕
110
百里不共雷      111心與月倶静     112善建者不抜
113不以人廢言      114無山不帯雲     115功成而弗居
116雪峰盡大地      117知遠不知近     118忘却百年愁
119雲静日月正      120臘月火焼山     121心同虚空界
122白馬入蘆花      123時節再難逢     124無事是貴人
125瓶冰知天寒      126妙言無古今     127和気兆豊年
128澄神以凝虚      129燈下不截爪     130壺中日月長
131安分以養福
      132心随萬境転     133泣露千般草
134
身閑夢亦安      135空庭多落葉     136秋色静中生
137仁信智勇厳      138行公去私悪     139乾坤一艸亭
140憂道不憂貧      141吾心在太古     142論心酒一樽
143閑身自在心      144花謝樹無影     145蛍飛夜堂静
146淡然忘世榮      147山高月上遅     148三界唯一心
149朔風動秋草      150静中観物化

----------------------------------------------

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






     五文字  (3)






■101 善戦者不怒=よくたたかうものはいからず
戦の上手な者は、先を争ったりして夢中にならない。【老子】
Zm_2







■102
攫金不見人
=きんをつかむにひとをみず
欲のために目がくらむこと。警備の人間がいるのにもかかわらず、盗みに入った男が言った言葉「私が金を取りました時は、金だけが目に入って人なぞ目に入りませんでした」より。   【列子】2_2























■103
才全徳不形
=さいまったく とくあらわれず
才能を外には目立たなくすること。  【荘子】3_2














■104
人事蓋棺定
=じんじ かんをおおいてさだまる
人の行為の評価は、その人の死後に決まる。  【晋書】4_2






















■105
必先利其器
=かならず まずそのきをりにす
良い仕事をするには、何よりも先に道具を手入れすることが大切だ。  【論語】5_2















■106
眇眇兮予懐=びょうびょうたりわがおもい
私の思いははるか遠くにひろがる。 【蘇軾・宋】
Photo







■107
飄風不終朝
=ひょうふうはあしたをおえず
突風は朝中は吹かずにじきに止む。  【老子】7_2














■108
青山白雲人

山や雲を愛する高士。  【旧唐書】8_2
































■109
朽木不可雕」=
きゅうぼく ほるべからず
朽ちた木には彫刻は出来ない。根性の腐った人は役にたたない。  【論語】9_2















■110
百里不共雷」=
ひゃくりいかづちをともにせず
鳴り響くような雷はどこにもない、平和なたとえ。昔の中国の一県の広さは百里四方。  【論衡】10_2





















■111
心與月倶静
=こころとつきと ともにしずかなり
静かな夜に、心も月も澄む。  【季調元】11_2















■112
善建者不抜」=
よくたつるものはぬけず
土台がしっかりしていれば、抜くことはできない。 【老子】
Zm










■113
不以人廢言」=ひとをもってげんをはいせず
身分によって発言の良し悪しを決めてはならない。また発言だけで登用してはならない。  【論語】
Zm_8







■114
無山不帯雲=やまとしてくもをおびざるはなし
 どのような山も雲をおびていないことはない。前句に「有水皆含月」(あらゆる水面には月は等しくその影を宿している)がつく。人だれでも皆、清らかな仏の心を持っています。湧き起こる煩悩に汚されないようにせよとの戒めの言葉。【禅林類聚・宋】
Zm_10








■115
 功成而弗居」=こうなりておらず
功績を成しても名誉の座につかない。  【老子】15_2















■116
雪峰盡大地せっぽうのじんだいち
 
盡大地(大宇宙)も粟や飯粒も同じように、小さく大切にされなくてはいけない~という雪峰禅師の教え。一即多、多即一で、面前に投げ出されているものを、もったいないという気持ちになるべきだ。【碧巌録・宋】
Zm








■117
知遠不知近=とおくをしりてちかくをしらず
人の事はわかるのに、自分の事や近くのことは気づきにくい。 【淮南子・漢魏六朝】
Zm








■118 
忘却百年愁
=ひゃくねんのうれいをぼうきゃくす
 深山幽谷に半日座ってみると、人生百年の憂愁を忘れ去るものです。ときにそうして、小事に悩まされることから解放され、再想三省することが必要です。【寒山詩・清】18_2
























■119 
雲静日月正
=くもしずかにしてにちげつただし
 雲は大空を静かに流れ行き、月日は一日一日順調にくり返されている。(年頭の茶会などに用いられるめでたい句) 【虚堂和尚語録】19_2

















■120
臘月火焼山=ろうげつのひやまをやく
 
臘月は12月。12月に無常の火が山を焼くようなことになってはいけません。放逸をむさぼらず毎日を大切に過ごすことです。【虚堂録・宋】
Zm_3










■121
心同虚空界=こころはこくうかいにおなじ
 
永遠の時間、無限の空間からなる世界に心があれば、安らかなのです。【密雲円悟禅師・明】
Zm_2







■122 白馬入蘆花=はくばろかにいる  
一面に白い蘆の花の中にいても白馬は別のものなのです。類して等しからず。見分けが付かなくても他人(別な人)に自分の意見を通すには更に説得資料をそろえなくてはいけません。  【碧巌録】22_2























■123 
時節再難逢
=じせつふたたびあいがたし 
時は金なりである。今現在を浪費することは、大金を捨てるようなものです。年老いて青年時代には戻れません。  【禅林語句鈔】24_2


















■124 
無事是貴人
=ぶじこれきじんなり  
自分の中にある尊い自己にめぐりあえてこそ、本当の自分(ほとけ)に近づくことができるのです。外部に求めても煩悩から脱却できません。分別心を断ち切り、一切の作為を離れてあるがままに振舞えば、内なる仏の本性が現れて、心理の体現者となるのです。  【臨済録・宋】23_2


























■125
瓶冰知天寒
=びんひょうてんかんをしる
 天気が寒さを増してくると花瓶の水が凍ってきます。 【李白・唐】
Zm_4







■126 妙言無古今
=みょうげんにここんなし
 真理は今も昔も変らない。  【張元彪】26_2

























■127
和気兆豊年
=わきほうねんをちょうす(きざす)
陰陽の氣が調和して、天候が順調なバランスのとれた年は満作であり、豊年の兆しである。転じて、すべてにおいて調和と和合を心掛ければ、完成に導かれるということ。【虚堂和尚語録・宋】
Zm_11








■128 澄神以凝虚
心を澄まして落ち着けること。神と虚は心のこと。  【宇初】1



































■129
燈下不截爪
=とうかにつめをきらず
灯りの下で爪を切るな。生半可な知識で進むと、怪我をする。  【白隠禅師】2




























■130
壺中日月長
=こちゅうにちげつながし  
壺の中で仙人と楽しい日々を過ごしていたら十年も経っていた。心が楽しいと無限に精神を遊ばせます。心のしわざで狭くも広くもなります。時間を忘れるような楽しい気持ちで過ごしたいものです。  【虚堂録】3
















■131
安分以養福

己の分に安んじて福を養う。  【蘇軾】4






























■132
心随萬境転
=こころはばんきょうにしたがっててんず  
あらゆる環境の流れ、煩悩に従って心は変化して転がります。「転処実能幽」(その変化の仕方は何ともいえない見事さである)と続きます。流れつつも流れない幽なるものを掴みなさいという教えであり、また臨機応変に対応できる執着のない心の讃歌でもある。 【景徳伝道録/碧巌録・宋】
Zm_7








■133 泣露千般草=つゆになく せんぱんのくさ
山の千草が、露にしとどに濡れて打ちふしている。寒山の美しい澄んだ心境です。   【寒山詩】6


























■134
身閑夢亦安

身近にわずらわしいことがなく、夢までも安らかである。   【畢沅】7
























■135
空庭多落葉
 =くうてい らくようにおおし
ものさびた庭に落葉が多くなった。【陶潜】
Zma_4












■136
秋色静中生
 =しゅうしょく せいちゅうにしょうず
 秋色は、物静かなうちにおとずれる。   【呉士容】
Zam_4















■137
仁信智勇厳
=にんしんちゆうげん
大将が備えなければならない五徳。【孫子】
Zma_3














■138
行公去私悪
=こうをおこない しあくをさる。
公正なことを行い、私悪をのぞくのが政治の要道である。【呂氏春秋】
Zma_2
















■139
乾坤一艸亭
=けんこんいっそうてい
杜甫の句「身世雙蓬鬢 乾坤一艸亭」より。浮世に疲れた気持ちを詠んだ句。乾坤は天地、艸亭は、かりの宿り。     【杜甫】
50

























■140
憂道不憂貧
=みちをうれえて ひんをうれえず
君子は道義を憂えるが、生活の貧しさは気にかけない。【論語】
Zam_6

























■141
吾心在太古
=わがこころ たいこにあり
太古は末世の反対意の上古。わが心は上古に在る如く素朴でけがれがない。【呉寛】
Za_4













■142
論心酒一樽
=こころをろんず さけひとたる
一樽の酒をくみながら、心性を談ずる。【馬文玉】
Za_5

























■143
閑身自在心
=かんしん じざいのこころ
静かな境遇で、雑事がないこと。自在な心境。【方岳】
Za_4



























■144
花謝樹無影
=はなしゃし じゅかげなし
迷いの花おち、明暗の影なし。妄念のないこと。【碧厳録】
Zam





















■145
蛍飛夜堂静
=ほたるとんで やどうしずかなり
蛍がすいと飛び、夜の住いは静かである。【王守仁】
Zam_5
 








■146
淡然忘世栄
=たんぜん せえいをわする
世俗の栄華を超脱して、さっぱりした心境。【王紱・明】
Photo








■147
山高月上遅
=やまたかくして つきのぼることおそし
大器晩成のたとえ。【円機活法】
Zam_2




























■148
三界唯一心
=さんがい ゆいいっしん
凡夫がさまよう欲界・色界・無色界の3つの世界は唯一心の所現。心外無別法と対する語句。【華厳経】
Zam














■149
朔風動秋草
=さくふうあきくさをうごかす
北風が秋草を吹きそよがせる。【夏侯湛】
Zam




























■150
静中観物化
=せいちゅうにぶっかをみる
静境の中に、物象の変化をみる。【陳必復】
Zam_2












五文字 (3)  終了



次の文字種をクリックして、お好みの場所へお入り下さい。

<六文字(1)>


<五文字(1)> <五文字(2)><五文字(3)>
<五文字(4)>   <五文字 (5)> <五文字 (6)>
<五文字(7)>  <五文字(8)> <五文字(9)>
<五文字(10)> <五文字(11)>  <五文字(12)>
<五文字(13)> <五文字(14)> <五文字(15)>
<五文字(16)> <五文字(17)> <五文字(18)>
<五文字(19)>

<四文字(1)>
 <四文字(2)> <四文字(3)>
<四文字(4)>
 <四文字 (5)> <四文字 (6)>
<四文字(7)> <四文字(8)> <四文字(9)>
<四文字(10)> <四文字(11)><四文字(12)>
<四文字(13)>  <四文字(14)> <四文字(15)>
<四文字(16)> <四文字(17)>

<三文字(1)> <三文字(2)><三文字(3)>
<三文字(4)> <三文字(5)> <三文字(6)>
<三文字(7)>
 <三文字(8)> <三文字(9)>
<三文字(10)>

<二文字(1)> <二文字(2)>

 <一文字>

CONTENTS(目次)   漢語・字句一覧

  
------------------------------------------

« 五文字 (4) | トップページ | 五文字 (2) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/132709/30884067

この記事へのトラックバック一覧です: 五文字 (3):

« 五文字 (4) | トップページ | 五文字 (2) »